鼻の毛穴の黒ずみつまりに本当に効く対策とは?

鼻の毛穴の黒ずみや角栓と戦い、毛穴写真でレポし続けるアラフォー女のブログ。皮脂と涙の7年目。

毛穴と美肌と保湿 5.ラップパックの功罪1

      2015/10/29

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前回は化粧水パックの功罪についてお話しました。
11/13 毛穴と美肌と保湿 4.化粧水パックの功罪

今回はラップパックについてのお話です。
アンチ化粧水パック派の方や、バリア機能を主張する方も支持するラップパック。
化粧水のコットンパックより楽だし、バリア機能を破壊しないので安心だと思っていました。

 ラップパックとは
 ラップを適当な大きさに切り、顔に張り付けるだけ。
 自分の好みの美容液等を塗ってもOKらしいです。

#化粧水コットンパックの上に、さらにラップを重ねるコレ↓ではありません。
3/2 きれいなお姉さんは好きですか?はい好きです。より。
pana7.jpg

詳しくはググってみましょう。
で、ラップパックも皮膚の勉強をしていたら、なんだか怪しくなってきて。。。
ということで、いろいろ調べたりしてみました。


なお、このブログ書いてあることは、櫻田が研究の結果発見したことではありません。
本にもネットにも回答が見つからない疑問に対して、
櫻田が調べたことをまとめたに過ぎません。

そこに櫻田の肌が感じたことを加えて「これはいい」「これは悪い」と言っていますが、
肌は一人一人違うので、これが唯一の答えであると主張する気は全くありません。
ご参考まで、皆様のご判断に委ねさせて頂ければ幸いです。


■バリア機能の復習

・バリア機能とは

バリア機能とは、表皮のいちばん表面にある角質層が持つ機能です。
水分が体から蒸発することを防ぎ、かつ、外部から異物が入ってくるのを防いでいます。
角質層は「角質」という死んだ細胞の間を「細胞間脂質」がその間を埋めています。
ちょうどレンガとモルタルのような関係です。

角質層↑この細胞間脂質という油分が整然と並んで角質の間を十分に満たしていれば、
その間を水分や異物が通り抜けることが難しくなり、バリア機能は高くなります。


角質層2しかし、↑細胞間脂質が少なかったり、減ってしまったりすれば、バリア機能は低くなり、
水分が蒸発しやすくなったり、異物が入りやすくなるので炎症を起こしやすくなります。

炎症を起こすと「最前線異常アリ!」と、即席応援軍(未熟な角質)が短期間に量産され、
ますます肌のバリア機能は下がります。また、炎症は黒ずみのもとにもなります。

・バリア機能が低下するとは

角質をはがすような刺激を与えた場合、細胞間脂質を溶かす成分を塗布した場合。
 ex.KSP(毛穴すっきりパック)、皮膚をひっかく、タオルでこする、
 スクラブ、酵素洗顔、熱いお湯での洗顔、界面活性剤の使用(石鹸もそうです)

・バリア機能が回復するとは

細胞間脂質の減少を察知=肌の水分蒸発量が高くなると、
角質層は脂質を細胞外へ放出し、バリア機能を再生せよ、と指示出しします。

脂質の放出

■角質層は判断をしながら肌のバリア機能をコントロールしている

皮膚を水を通さないプラスチック膜で覆うと、角質層はバリア機能の回復を止めます!
なぜなら、水分の蒸発量低下=バリア機能が回復したと、角質層は判断するからです。
面白いことに、水蒸気は通すというゴアテックスの膜で覆うと、
バリアの回復はスムーズに行われます。
(出典:Grubauer G. 1989)

バリア機能は常にバリア機能をモニターしながら調整されているんですねぇ。


■ラップパックをすると、どうなるの?

先ほど説明した通り、水分の蒸発量が低下し、
バリア機能の回復を止めてしまう=脂質を放出する営みを止めてしまうんです。

超健康肌だったら良いのかもしれませんが、毛穴の開きが気になる私達の肌は、
お手入れのし過ぎから角質層が薄くなった不健康肌です。
特に入浴直後等は「ぴたっとラップパック」は避けた方が良いと思います。

入浴後の場合、石鹸洗顔され、水分にふやかされ、タオルでこすられて、
角質層ははがれ落ちています。
つまり、バリア機能は低下しているはずです。そこにラップを肌に貼り付けると、
肌を騙してバリア機能を回復させることを止めてしまうわけです。

ただ、皮膚は湿度の急激な変化に弱いので、湿度の高い浴室から、
暖房/冷房で乾燥したお部屋への移動は、皮膚にとっては負担なはず。
また、細胞間脂質の水分保持能力は外部の湿度にあまり影響されませんが、
NMFは外部の湿度に大きく影響されます。
肌付近の湿度を保つことで、肌の負担が減り、肌からの水分蒸発量は抑えられます。

顔をラップで覆うこと自体は、肌にとってはプラスかもしれません。

だがしかし!高湿度環境は、皮膚に「バリア機能回復させなくてもいっか。」
という判断をさせちゃうらしいです。。。

あーややこしいっ!どうすりゃいいんだよっ!
とにかく、何でもほどほどにやりましょうということではないでしょうか。。。
あー歯切れ悪っ。


■ラップパックの功罪

 罪: ぴったり覆うと角質層がバリア機能回復指示を止めてしまう。
 功: 肌表面から水分が蒸発、乾燥することを一時的に防ぐ。
 結論:ふんわり短時間覆うくらいならいいんじゃないのかな?

肌は常に外の環境をモニターしながら自律的に修復、再生活動をしているので、
そのモニター機能を騙してはいけない。


■混乱

結論づけたところで、櫻田ふと混乱します。歯切れの悪さの原因か?

バリア機能低下=水分蒸発量が増える=ヤバイ!(角質の気持ちです)

→① ターンオーバーが速まって未熟な角質が量産され、さらにバリアが弱くなる。
  (今まで何度もお話しましたね)
→② 細胞間脂質を回復させようとする機能が働き、バリアが回復される。
  (今回のお話)

どっちだよ??
櫻田さん、矛盾していませんか?

水分が蒸発するのを、放っておいたらいいのか、防いだらいいのか、分からん。。。

という話には、一応の手掛かりがあるので、近日中にアップします!
いいところで「また来週」というB級ドラマみたいな感じで、ごめんなさい。


■毛穴と美肌と保湿シリーズ■

9/27 毛穴と美肌と保湿 1.はじめに
10/4 毛穴と美肌と保湿 2.5分で分かる肌の役割と構造
10/14毛穴と美肌と保湿 3.水分を入れて油分でフタ?
11/13毛穴と美肌と保湿 4.化粧水パックの功罪


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