鼻の毛穴の黒ずみつまりに本当に効く対策とは?

鼻の毛穴の黒ずみや角栓と戦い、毛穴写真でレポし続けるアラフォー女のブログ。皮脂と涙の7年目。

界面活性剤ってお肌の敵なの味方なの?1

      2015/10/29


最近湿度がぐーんと下がって来て、肌がカピカピするのを感じる櫻田こずえです、
皆さまもカピカピされてませんか?

いやいやその前に、、、皆さまご無沙汰してしまい、大変失礼いたしましたっ!
連日送別会、金曜日最終出社日、土曜日引っ越し、そして、環境の変化で寝つけず。。
肌がカピカピしているのは寝不足・疲労が原因かもしれません。

で、カピカピするので、なんとなく最近石鹸を使うことが減って来ました。
石鹸を使わない方が肌は元気な気がするんです。
気がするなーって思っていたら、そう思われている方は結構いらっしゃるようで。

そんなこんなで、ずーっとしたかった界面活性剤論、参ります。


■ 界面活性剤って何ですか? 石鹸は違いますよね?

界面活性剤:
物質の界面に働きかけて、本来はなじまないもの同士をなじませることができる物質。
(うーんむつかしぃ。)
本来混じらない水と油等を混ぜてくれる、が分かりやすい言い方でしょうか。

洗浄、乳化、発泡、分散等、の機能を持つ沢山の種類の界面活性剤があり、
洗剤、クレンジング、日焼け止め、化粧品(乳液、化粧水、美容液、ファンデ等々)
シャンプー、リンス、、、にはなくてはならないアイテムです。

専門家ではないので詳細の説明はググって頂きたいと思います。

化粧品と界面活性剤
http://cosme-science.jp/3000cosmetics/3020surfactant/3020.html
#とても分かりやすいし、お化粧品の勉強ができますよ☆


界面活性剤はたんぱく質を壊す=角質層のバリア機能を破壊するらしく、
お肌の乾燥を招いたり、肌を敏感にしたりします。
「タンパク変性作用」などと呼ばれていたりします。

秘密の化粧品
http://himitsu-cosme.com/archives/2006/11/kaimen-himitsu.php
確かにあまり肌に乗せたくないですねぇ。

角質培養は角質層のバリア機能を全面的に守り育てて行こう!というものですから、
タンパク変性作用は避けたいところですね。


そして、実は石鹸も界面活性剤なんです。

石鹸百科
http://www.live-science.com/honkan/qanda/qasoap08.html
#石鹸万歳的なサイトなので、その点差し引いて、どうぞ。

な~んだ、石鹸も界面活性剤なのかぁ。。。
正義の味方が本当はヤクザの一味だったみたいな、残念な感じがしますね(笑)
ま、違うっちゃ違うんですが、でも、界面活性の機能を持ち、
「タンパク変性作用」を石鹸も持つんです。

では、界面活性剤の種類を見てみたいと思います。


■ ちまたで良く嫌われている、合成界面活性剤って何ですか?

合成界面活性剤:
家庭用品品質表示法では、石鹸ではないものは合成界面活性剤と呼ばれる。

うーん、その「合成」の定義はあいまいだし、石鹸だって合成して作ります。
しかし、歴史も長く他の合成界面活性剤にはない特徴があるので、
界面活性剤はとりあえずこんな3種類に分かれそうです。
(天然・天然系・石油系という分け方の方が科学的そうですが、敢えてこちらを。)

 合成界面活性剤
 天然界面活性剤
 石鹸

(以下の★は櫻田の実感と勘で、えいやっとつけたものです。)


合成界面活性剤:
皮脂★★★よく落とす
化粧★★★よく落とす
刺激★★★強い
さらに多種多様な区別がありますが、食器用洗剤等に使われていて、
(同じものがシャンプーにも使われていたりします。うわぁ。。)
安価で機能性が高く、企業としては低コストで商品をグレードアップできる
(洗浄力アップ、品質の安定、泡力アップ等。)ので、乱用されがちです。

食器用洗剤は主婦の手を荒らす犯人といっても過言ではないです。
しかし、油がさっとキレイになるほど、力がありますね。
だから、これが入っていると濃いメイクもするりと落ちます。

あと、石油由来の合成界面活性剤は入っていませんとか、
アミノ酸系界面活性剤だからお肌に優しいとか、
天然系の界面活性剤だから安心、というキャッチコピーも騙しです。

どれも化学合成された、合成界面活性剤ですから、どれも刺激が強い。

石油って言うとなんか肌に悪そうだから、使ってないなら安心かも、
アミノ酸っていうとなんか肌に良さそうだし、
天然系って言えば、オーガニック的な雰囲気だし。。。

消費者の持つイメージを悪用したキャッチコピーです。


石鹸:
皮脂★★★よく落とす
化粧あまり落とせない
刺激★★比較的強い(人によっては★★★強い)
力は強いのですが、水に溶けるとその界面活性を簡単に失うため、
肌に残っても大丈夫とか、河川に流れても環境を汚染しないと言われます。
また、油を落とす力はあるけれど、ケミメイクを落とす力はあまりありません。

刺激は化学物質に過敏な方は合界の方が刺激は強く感じられると思いますが、
皮脂の落とし方は遠慮なしなので、乾燥肌・セラミド不足の肌にはキツイでしょう。

サッポーの石鹸も刺激になる遊離アルカリを排除しているとはいえ、
サッポー先生も「肌の調子が悪い時は石鹸は使わないように。」と言っています。


天然界面活性剤:
皮脂あまり落とせない
化粧あまり落とせない
刺激弱い
サポニンやレシチン等が有名ですね。オーガニック製品によく使われます。
マルティナのクレンジングは、乳化剤としてレシチンが使われています。
つまり、肌に優しいけど、化粧を落とす力もあまりない。

天然「系」界面活性剤は天然界面活性剤とは違い、天然にある素材を使用して、
化学反応して得られる、合成界面活性剤です。
石けん系、アミノ酸系、脂肪酸エステル系、高級アルコール系などがそれに当たります。
詳しくは調べてみてね。

あんだんて
http://andantelife.co.jp/shampooinfo/soap.htm


ま、それぞれ良いところと悪いところ、得意と不得手があるのですね。
もちろん、前述の通り界面活性剤は使わないに越したことはないのですけど、
怖がったり忌み嫌っていては、きちんと汚れやメイクを落とせないだけでなく、
化粧品として致命的だったりするので、バランスが肝心です。

例えばセラミド美容液で合成界面活性剤を入れないと(成分を分散させる為)、
肝心のラメラ構造がうまく形成できず、高い保湿成分が台無しとか。

サッポーのクレンジングも、乳化剤として合成界面活性剤を使っていますが、
使わなければクレンジングとして安定した機能を出せない、
でも、洗浄剤としての合成界面活性剤は使わない、というバランス。


で、そんな特徴がありますが、いずれにしろ「タンパク変性作用」があるので、
本当に界面活性剤を使うべきシーンなのか、場面毎に考えた方が良いな、
そう思うようになりました。そのきっかけは次回お話ししますね。


■ とりあえず今日の結論

界面活性剤は「タンパク変性作用」があり、角質をはがすから、角質培養には敵。
しかし、その機能性は高く、肌の味方になる時もある。
本当に必要な場面なのか、自分の肌には必要なのか見極めて、なるべく避けよう。

しかしそれでも石鹸は手放せないの、というお話もまた次回に。


 - 角質培養