鼻の毛穴の黒ずみつまりに本当に効く対策とは?

鼻の毛穴の黒ずみや角栓と戦い、毛穴写真でレポし続けるアラフォー女のブログ。皮脂と涙の7年目。

あぶらとり おすな こするな のせるだけ:2

      2015/10/30


毛穴の開き、黒ずみ、テカリに悩める全国のうら若き乙女たちよ!
油田乙女代表、櫻田こずえ38歳です、ごきげんよう☆

痛い前置きはこれくらいにして、今日は早速本題参ります。

前回は「吹き出るあぶらはとっていい」というお話をしましたが、
http://keananobaka.com/blog-entry-464.html
本日はその根拠編です。


■ 皮脂の存在意義

ところで、この憎っき皮脂って何のために存在するんでしょうか?

・バリア機能を強化し、身体を乾燥・刺激から守る。
・肌を弱酸性に保ち、細菌の増殖を抑え、アルカリの害から守る。

肌のことを考える時「美容」視点で考えると罠に陥りがちです。
なぜなら、肌は私たち乙女の「美しさ」のために存在するわけではなく、
身体を外界から守り、体内環境を一定に保つ、
「生命維持」ために存在するからです。

美容的視点は、化粧品会社が作り上げた思考の枠組みであり、
その先には、より高い化粧品、よりたくさんの化粧品を使う、
という行動につながるように出来ています。それが罠なんです。

っていういつものゴタクは置いといて、皮脂の立場に立って考えてみます。


■ 皮脂を取ってもまた出てくる仕組み。

一定量の皮脂が分泌され、皮脂膜となり肌表面を覆っている。

あぶらとり紙やティッシュで皮脂膜が取られる。

身体には恒常性があるため、皮脂膜が再度一定量になるまで皮脂が分泌される。

#1時間後には50%が回復、4時間もすると完全にもとにかえるそうです。
#美容のヒフ科学8版 33Pより。

これがあぶらとりと皮脂のいたちごっこです。
取ってもまた出てきます。当たり前です。
身体を守っている訳ですから、そうじゃないと困ります。


■ 取ったらもっと出る、と言われる仕組み。

これには2つの原因があると思います。
櫻田の推測が多分に入っていることを前提で、どうかお読みください。


1.ふき取りすぎて肌が乾燥してしまった。

ところで、肌の表面の状態というのは、
皮脂という油分の下に水分があるとかいう、単純な構造ではありません。
水分を補って油分でフタという単純な構造ではないんです。

A.皮脂と汗等の水分が混ざったのが皮脂膜。つまり油+水で乳化したクリーム。
B.その下に、細胞の中のNMFが水分を抱え込み、細胞間脂質が水分を挟み込んでいる。
C.さらに皮脂膜も角質層にしみこみ、角質層がはがれおちるのを防いでいる。

まずは、A.の皮脂膜がふき取られます。
B.が無防備な状態で外気にさらされ、乾燥しやすくなります。
さらにC.の機能がなくなるので、乾燥が進みます。

 櫻田:っくはーーーーーーっ!汚いっ!
 櫻田:やばいっ、もう一枚っ!

aburatori1.jpg#あぶらとり紙を鼻にフィットさせつつ、鼻息を吸ってぴったりさせながら撮影(笑)
#しかし、シャッターまで息が続かなかったりして、あぁ、苦しい撮影でした。

ほんと、お目汚しですみません。。しかしなぜか眺めて悦に入ってしまう。。
いつもはティッシュですが、ただ今絶賛比較検討中です。

ということで、新しいティッシュやあぶらとり紙で肌をもう一度押さえますよね。
乙女なら、あぶらとり紙が吸わなくなるまで、やりたくなるはずです。

 櫻田:わっ!さらさら♪
 皮脂:乾燥ひどくね?俺達の出番だぜっ!

お肌は乾燥から肌を守ろうとしてあらゆる努力をします。身体を守るためですから。
突然肌が乾燥すれば、異常を察知して「いつもより頑張る」ことが想像されます。


2.肌を傷つけバリア機能を壊してしまった。

さらにここで超問題になるのが、その取り方!!!
ぎゅーっと押さえたり、こすりとりまくったりするのはダメだよねって、
きっと頭では理解していると思うのですが。。。

実際自分が無意識でやっているあぶらとりをやってみると、
おしつけてこするという、肌の角質層にとって大変迷惑な行為をしています。

このバリアがこれらの暴挙(笑)によって壊れると、
肌はさらに乾燥しやすい状態になります。

角質層がはがれ、それと共にその中のNMFや細胞間脂質(セラミド等)も落ち、
さらに、界面活性剤入りのウェットティッシュで拭ったりすれば、
細胞間脂質はごっそり持っていかれます。そうすると肌はどうしようとするのか?

バリア機能は実際3つの要素で成り立っていますが、

1.皮脂膜
2.細胞間脂質
3.NMF


バリア機能が壊れる=3つの要素が低下すると、
皮脂を分泌し、ターンオーバーを早めて、未熟ながらも新しい角質層を送り出し、
2,や3を補給しようとします。未熟なんで多少ゴワゴワしますが。

で、ターンオーバーを早めて、、、ってそんなに早く再製できるわけではないし、
未熟な角質層は保湿能力が劣る(角化が不十分)ので、
皮膚が考えるのは、とりあえずバリア機能を上げて保湿機能を元通りにしたいなら、
とりあえずは皮脂をたくさん出してカバーしとけばいいんじゃね?
っていうストーリーです。

 皮脂:やっべーバリア崩壊!水分不足をひとまずは俺等で防ぐんだっ!

とばかりに皮脂を分泌してその場をしのぎつつ、体内の水分や外気の水分を、
細胞間脂質やNMFがつかんで徐々に水分量が戻って行き、平常運転再開へ。

そうであるならば、私たちが注意すべきことは、

・バリア機能を傷つけないよう、押したり擦ったりしない。
・皮脂膜は敵ではなく味方。全部取ろうと躍起にならない。

だと思います。
っていうかね、ほんと、「のせるだけ」にしてみて下さい。
軽くで十分です、何度も何度もやらないーーーーーーーーっ!


■ そんなリスクがあるなら、皮脂はそのままにしておけばいいんじゃない?

いやいや、それもリスキーなのです。

1.乙女としてテカあった鼻を放って置くことは我慢ならない。
2.酸化した皮脂は炎症や毛穴トラブルの原因になる。

ので、取っておくのが乙女の選択なんじゃないかと思います。
1は説明不要ですので、2の「酸化」について少し解説を。

皮脂って酸化するんです、油分ですから。
日が当たるとさらに酸化されやすい。

そうすると、皮脂は過酸化脂質になって、それが肌のダメージになり、
そのダメージが与えられた細胞(とその中の遺伝子)は中身が傷付きます。
傷つくと増殖が遅れたり、分化がうまくいかなかったり、
角質層の健全なターンオーバーを阻害するわけです。

この酸化した皮脂があらゆる肌の老化を招くわけです。

今の流行りは「抗酸化物質」ですよね。
「酸化してしまう」ことのデメリットはそれだけ大きいことが、
改めて認識されているのだと思います。

さらに、皮脂膜をぶあーつい状態のままにしていると、
表面張力の関係で、毛孔から皮脂が皮膚表面に広がりにくくなり、
皮脂が毛孔に詰まりやすくなるそうです。
#美容のヒフ科学8版 38Pより。

だから、古くなって汚くなった皮脂膜は取ってあげるべきで、
1日2回、なるべく12時間置きの洗顔で汚れた皮脂膜を落としつつ、
個人の皮脂量に合わせて、あぶらとりはしてあげた方が良いと思います。





以上の長ったらしい見解を持って、櫻田の今月の1句を改めて。
7月中は、この呪文を唱えながらあぶらとりすることを誓います!

 あぶらとり おすな こするな のせるだけ

で、あ、ティッシュVSあぶらとり紙。
結構悩みますよね。。。悩み過ぎて書ききれていません。理屈と実際と、難しい。
通常ティッシュ派なのですが、研究用にあぶらとり紙買いました(笑)

こちらもまた、後ほど。。。。。。。引っ張り過ぎてすみません。


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