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鼻の毛穴の黒ずみや角栓と戦い、毛穴写真でレポし続けるアラフォー女のブログ。皮脂と涙の7年目。

サッポー先生座談会3・界面活性剤は本当に悪者?

      2017/02/06

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合成界面活性剤とか、天然の界面活性剤とか、
石鹸も界面活性剤だけど、石鹸だって合成で天然ではないとか、
○○系は肌に優しくて○○系は脱脂力が強いとか、
そこら辺のことを話し始めると際限がないのですが、そんな議論は、
基本的にあまり意味がないと思っている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう。

合成が悪くて天然が良いという分類をし、マーケティングに利用されていますが、
本当にそうなのでしょうか?

サッポー先生とのお話しでは、
そもそも「界面活性剤」はどのような力を持った成分で、どのように処方され、
なぜそれが問題視され、避けられるようになったのか、
そんなお話しを掘り下げて頂きました。

界面活性剤の入ったクレンジングクリームが、
少しくらい肌に残っていても大丈夫って、本当に大丈夫なの?
という前回のお話しの続きです。

#サッポー先生とは「取らない角質ケア」を掲げるサッフォ化粧品サッポー美肌塾の先生です。

サッポー先生座談会2・サッポークレンジングに迫る
http://keananobaka.com/blog-entry-508.html

■ 界面活性剤は本当に悪い成分なのか

サ:界面活性剤のお話をしなくてはいけませんね。

界面活性剤って怖いものだという意識が広がり過ぎているんですね。
界面活性剤の特徴というのは、水性成分と油性成分をくっつける、ということです。

この界面活性剤は料理や食品にも医薬品にも工業製品にも使われているんですね。
だから、汚れ落としにおいても、界面活性剤の洗浄力が使われるんです。
なぜなら、水に溶ける汚れと、油に溶ける汚れにくっついて、
落としてくれるからです。

サッポーでは、この性質を「界面活性剤の右手と左手」で説明しています。

★乳化剤★

sappopic1.jpg
乳化剤として投入されている界面活性剤は、右手に水性成分、
左手に油性成分を持っていますから、もう、これ以上何も持てません。
界面活性剤として働くことができないんです。

だから、食べたって平気だし、塗ったって、残ったって平気なんです。

★洗浄剤★

sappopic0.jpg #油性の汚れを界面活性剤が持ち、さらに片方で水と握手するという状態、
#それが、皮脂汚れを石鹸になじませて水で洗い流す、という洗浄剤の効果。
#でも、油性の汚れだけでなく、大切な細胞間脂質にも。。。

対して、界面活性剤を洗浄剤として使う場合は、
両手が空いたままで配合されていますので肌にくっついて残ってしまうのです。

細胞と細胞の間には細胞間脂質があるのはご存じでしょうか。
細胞の間にセメントの目地のようになって、くっつけている脂質なんです。

角質層 #青い○が細胞間脂質です
#細胞間脂質として有名なのは「セラミド」ですね。

洗浄剤として働く界面活性剤は、この脂質部分にくっついて分解して行きます。
セメント部分が溶けるわけですから、角質層がはがれやすくなるんです。
これが一般的な洗浄です。

悪いのは、洗浄剤として使用した場合、洗顔した後も、
脂質部分にくっついたまま残ってしまい、
さらにそのセメント部分を溶かしてしまうんです。

そして、次に洗顔する頃にはセメント部分の脂質が溶けてしまっているので、
角質層を余計にはがす結果になってしまうんです。

乳化剤として→両手を使っている→もう何もできない
洗浄剤として→両手が自由→細胞間脂質にくっついて落ちない

洗浄剤として使った場合は、注意をしてください。界面活性剤は、
手が自由だから、肌にぴったりくっつきます。それはすすいでもとれません。
もっと洗えば取れますけど、角質と一緒に剥がれて行きます。

■ なぜ界面活性剤は悪者になってしまっているのか

T:ちゃんと使えば問題のない界面活性剤なのに、
なぜ「界面活性剤はとにかく悪い」という認識が広がってしまっているのですか?

サ:それは大変奥深い問題ですねぇ。

一つは、「ネガティブキャンペーン的商法」です。こういうものが悪い!
と言えば、これを使ってなければ良い!と思わせることができ、
それを使っていない自社製品を売る商法です。

昔だったら、パラベンとか香料を使っていなければ良い商品だ!後は、
添加物を使っていないというコピーで売っているものもりました。
添加物なしに化粧品なんて作れないんですが。。

当時は表示指定成分は「ネガティブリスト」方式ー使用制限成分をリスト化し、
それを使うときは必ず表示しなければならないーだったんですが、
化粧品成分はものすごく増えたので、それでは規制できなくなったんです。

以前は数百種類でどんな化粧品も作れたのですが、現在では何万種類、
よく使われるものでも、3千から、4千くらいあるんですね。
結局、表示指定成分は1980年に確か93種類から始まって、
2001年に廃止されるまで、103種類までにしか増えませんでした。

本当は表示指定成分に該当するような成分が出てきても、
その一つ一つをネガティブリストに載せるのは無理がある。
制度が実際に追い付いていかなかったんですね。
そのため、現在はすべての配合成分を表示することが義務化されました。

このような表示制度を悪用したのが、ネガティブキャンペーンです。
全成分表示が義務化される前は、表示指定成分は一切使っていません!
という売り方が流行りました。実際にはリストにない成分を使っているだけで、
そんなのは全く意味がないんです。

N:最近だとノンシリコンシャンプーがいい例じゃないですか。
シリコンが悪いって言いながら、もっと悪いものが入っているという(笑)
すぐだまされちゃう。

生クリームにだって界面活性剤は入っているんです。
水分と油分が混ざっているから、あんな形が出来上がるんです。
だから、界面活性剤そのものが悪かったら大変ですよ!
そのものが悪いんじゃないんですよね。

櫻:へーーーっ!
なんか、界面活性剤は悪者っていうイメージがやっぱりあるから、びっくりです。
界面活性剤にも、身体に入れて良いものと悪いものがあるんですか?←分かっていない

サ:界面活性剤そのものは、どんなモノでも毒性はありません。
例えば、サッポーのクレンジングクリームには、
ラウリル硫酸ナトリウムという悪者で(笑)有名な界面活性剤が入っています。
表示指定成分にも入っていた界面活性剤の一つです。

これの問題点は、これを洗浄剤として使用した場合に問題が起こりやすいんです。
脂質、固形の油をわりと上手に溶かして洗う洗浄力があるんです。
それで洗うと洗い過ぎになってしまうんです。
それによっていろんな弊害が起こったので、表示指定成分に入ったんです。

でも、サッポーのクレンジングは、洗浄剤として使っていないので、
そのような弊害は一切出ないんです。

櫻:そう言われても、私達に植えつけられたネガティブキャンペーンの効果は高くて(笑)、
界面活性剤が入っているからダメだって思っちゃうんですよねぇ。

「界面活性剤そのものは、どんなモノでも毒性はありません。」
今月の標語にしましょう。

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次回はさらに天然・合成問題にも突っ込んで頂きます!

01.サッポー先生とサッフォ化粧品
02.サッポークレンジングに迫る
03.界面活性剤は本当に悪者?
次→04.乳化剤?洗浄剤?
05.ターンオーバー本当に停滞してる?
06.角質培養の弊害とニキビケア
07.毛穴を小さくする方法
08.毛穴の仕組みと原因
09.角栓を抜かない理由
10.抗酸化物質イオン導入超音波
11.あぶら取り紙コラーゲン馬油

サッポー先生、ありがとうございました!

サッポー美肌塾はこちらから。

#このクレンジング(メイク浮かし)は20本以上購入していると思います。今も、これからも使って行くであろう逸品です!



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