新しい脱毛サロンで脱毛経験を聞かれると、何から話していいのか、どこまで話せばいいのか、軽く1時間はかかる気がするので「えっと・・・経験豊富です。」と答えてしまう櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
さて、今回受けるのはVIOのレーザー全打ち(Vの内側を含めて全て照射すること)です。
ということでは、すべてツルツルに剃毛(ていもう)して挑まないといけないということ。
これが結構大変で、幾多の難関が待ち構えていますが、櫻田にとってはお手の物。何しろ経験豊富ですから。
そのコツや失敗話も含めて、前夜〜当日の戦いをご報告します。
概要
<必要なもの>
・シェーバー(フェイス用がオススメ)
・よく切れるハサミ(先が尖っていないほうがいい)
・20cm四方以上くらいの手鏡
・一人になれる場所
・十分な時間(初めてなら1時間見ておきましょう)
<手順>
1.鏡で剃るべき場所をきちんと確認する
2.下処理:ハサミ等でできるだけ短く刈る
3.シェーバーで剃る
4.剃り残しがないか必ず確認する
5.保湿する
そうそう、まずは剃毛箇所を清潔にしておくのも忘れずに!
カミソリは危険!フェイス用シェーバーをオススメ
一度カミソリでVIOを剃って、文字通り痛い目にあったことがあります。
安全ガード付きも、あまり安全ではないです。顔ならいいかもしれませんが、見えないところを剃る時に危険です。どうやっても肌が切れない、出血できないものが必須です。
傷が深ければ、照射NGになってしまうかもしれません、一生懸命剃ったのに!っていうか、ほんと痛いし危ないし!
T字タイプは、小回りが効かなくて「I」には向いていません。また、「V」の全剃りは、すぐに毛が刃に詰まって、非常に効率が悪いです。
ただ、「O」の奥にはこの形状がなんとも使いやすいです。「O」そのもの近辺はひだが多いのでやはり適しませんが。
で、櫻田はフェイス用シェーバーを購入されることを猛烈にオススメします。パナソニックのフェリエでも3,000円未満で買えます。安全を買うと考えれば安いものです。
ボディー用でもいいと思うのですが、フェイス用が圧倒的にオススメです。
理由1:VIOは凸凹が多いのでヘッドが大きい(ボディー用はフェイス用より大きいことが多い)と小回りがきかず、剃りにくいです。
理由2:VIOは粘膜エリアもありデリケート。ボディー用よりフェイス用の方がやさしいだろう。
若干気になるであろう「産毛フェイス用で剛毛VIOって大丈夫なん?」については、
下処理(ハサミで刈っておく)をちゃんとすれば「VIOの剛毛が絡まって刃がすぐダメになった」ということはあまり起きないと思います。櫻田の剛毛を持っても、壊れたり、止まったことはありません。
とういことで、櫻田はこれを使っています。
数日前から準備するのはオススメしない
VIOが生えかけの毛で覆われるのは、大変不快きわまりないです。
下着を突き抜けてきたり、生えかけの毛が肌をチクチク刺激して、はい、大変不快きわまりないです。
下処理もやめておいた方がいいでしょう。チクチクします。
ちなみに、チクチクしにくい、下着を突き抜けにくい、ヒートタイプ(熱線で焼き切るタイプ)のこれは、一回に10本〜20本しか処理できないという亀さなので、脱毛の下処理にはオススメしません。
#Vラインヒートカッターと言えば、ラヴィアです。
前日、もしくは当日にしっかり時間を取って、一気に処理し、不快な期間をなるべく短くしましょう。
さらに・・・
できるだけ直前に剃毛する
なぜなら、毛は常に伸びているからです。
★
レーザー脱毛の痛みは、黒い個体量に比例すると思います。
色素に反応して、それを焼き、熱を発生させ、それが我々に痛みを感じさせるからです。
太い毛が残っているところなど、照射中「ジリッ」「ジリジリッ」と、音がして、やっぱり痛い。
つまり、なるべく毛の量を減らしておいたほうが、痛みが少ないはずです。
★
剛毛な皆様、毛って恐るべき速度で伸びますよね。まつ毛はあんまり伸びないのに。
ただ、なかなか直前も難しいので、前夜に仕上げておいて、当日朝にもう一度(特にVの中心の、剃りにくく、毛が密集しているあたり)軽く当ててから、いざ、出陣、がオススメです。
剛毛なら1時間は確保しておく(慣れれば20分くらい)
さて前日夜。
初めてVIOの全剃りをするならば、1時間は確保しておいた方がいいです。
洗面所を占拠するならば、家族に真っ当な言い訳や事前の相談をしておくべきでしょう。
突然家族が入って来て、ぎょっとされないように、鍵をかけるのも忘れずに。
ちなみに、ぎょっとなったことはないです。
そして、しっかり手鏡等で剃るべき毛と範囲を確認しましょう。
敵を知らずして勝利はありません。
また、成果を確認するためにも、その状況を目に焼き付けておく必要があります。
撮影しておくのがベストですが・・・万が一流出した場合を考えると恐ろしいので、オススメはできません。
シェーバー前に、なるべく短くカットしておく
毛が長すぎるとシェーバーに負担ですし、物によっては刃に剛毛が絡まって故障の原因になることも。
ですから、剛毛の皆さま、シェーバー前になるべく短くカットしておくことをオススメします。
櫻田はギリギリまでハサミでカットしますが、慣れないうちは、一回くらいは肌をハサミで挟むことでしょう。なーむー。
ボディ用のシェーバーには、長さをざっくりカットする機能もありますので、お持ちの方はそれを利用してもいいかもしれません。
それで、肌に傷をつくっちゃうと、そこだけ照射してもらえなくなる、断られる可能性もあるので(安全第一ですからね!)、ほんと、慎重に、慎重に、無理をしないようにお願いします。
そしていよいよシェーバー!
・毛の流れに逆らいつつ、
・シェーバーを持ち替えながら、
・四方八方から、
・肌をよく伸ばして
・隠れている部分も引き伸ばして
剃ります。
しゃがんでやっていると疲れてくるので(櫻田はヤンキー座り、和式トイレみたいな感じです)、時折体制を変えたり、洗濯など他のことをしたりするといいですよ。
途中でイライラしたり疲れてくると、手元が狂いますので。
また、剃り落とした毛のために、一度新聞紙の上でやったことがありますが、肌にインクがついて不快だったり、ずれたりして面倒でした。
今は、何も敷かず最後にきれいに掃除する、に落ち着いています。
また、ここは範囲外かな・・など勝手に判断せず、とにかく全部つるっつるにしておきます。
気が向いたら当ててくれるかもしれないじゃないですか♪
★
なお、潤滑剤としての、ジェルやクリーム、ソープなどは使用しなくなりました。
剃毛箇所が見えなくなってしまったり、シェーバーを持つ手が滑ったりして、櫻田は不快だったからです。
多少滑りを良くするために、事前に保湿しておくくらいはいいと思いますよ。ガサガサだと処理しにくいですから。
剃れたかどうだか見てみよう
#煮えたかどうだか食べてみよう♪のリズムで
剃毛中も、終わった後も、必ず鏡で様子を見ながら進めます。
剃れてるところをしつこく剃って肌を痛めていたり、剃り残しに気づかず、当日剃毛料金を取られたり、時間制のところなら、貴重な脱毛時間を無駄に消費してしまうことになります。
恥ずかしいかもしれませんが、明日は赤の他人にVIOを見せるわけですから、そんなこと言ってる場合じゃありません。
大きめの鏡(なんなら姿見)を床に置いて、その上にしゃがんで見るのが、一番よく確認できますが、本当に家族に見られないようにね。
櫻田的剃り残しの多い場所
伸ばし足りてない系
・Iの中心部分とのキワ(よく伸ばす!でも粘膜は気をつける!)
・Vの一番下中心部分(よーく伸ばす!ここが残っていると痛いですよ)
Oはやっぱり難しい系
・OとIの境あたり(シェーバーを持ち替えてベスト角度を探す)
・O全般(直接見えないですからねぇ)
Oのコツは、後ろから手を回したり、シェーバーを逆手に持ったり、とにかくいろいろな角度でトライしてみることだと思います。
Oの奥だけは、何かしらの安全加工があるT字型もいいかもしれません。
最後に保湿も忘れずに!(刺激の強いものはNG)
いくらフェイス用シェーバーを使っても、やはり肌は痛み、乾燥します。
いつも使っている顔用の保湿剤がオススメ。なるべく低刺激の、濃厚すぎない美容液などを塗っておくのがいいと思います。
しみるようでしたら控えてくださいね。
初めての剃毛後の初めてのお手洗いは慎重に
櫻田だけかもしれませんが、一度失敗したことがあります。
こんなこと、誰にも言えませんが、こっそりと全世界に向かって叫んでおります、オーマイガーッ!
・VIO 施術の後に 試練あり
★
ということで、いざ、VIOの医療レーザー脱毛に行ってまいります!
絶対痛いよな・・・初めてじゃないけど、VIO医療レーザーって、脱毛の中でも痛みはトップクラスだよな・・・。
#あくまで一個人の経験に基づくものですので、VIO自己処理はくれぐれも自己責任で、慎重にお願いします!