痔→口内炎→脂漏性皮膚炎→咳喘息!
と、絶賛咳き込み中の櫻田こずえ37歳です、皆さまごきげんよう。
日中は平気なんですが、夜中咳き込んで起きるのが辛すぎるので、
「口内炎になりやすい」らしいステロイド系吸引薬を朝晩吸い込み、
「カンジダに非常になりやすい」(櫻田は、です。)抗生物質を朝晩飲み、
あぁ、次は口内炎再来かカンジダか、はたまたダブルパンチかと怯える日々です。
ま、神様が今は無理するなよ、とアドバイスしてくれているのでしょう。
今日はまじめに美肌本レビュー♪
ネット上に溢れまくりな美容情報。その根拠は怪しいものが多く、
何を信じていいのか、ほんと、途方に暮れてしまいますよね。
そんな時には、医学寄りの情報を仕入れて、レッツ自己防衛です!
<感想>
うーん、医学書(笑)
櫻田が読んで来た美容本の中で、一番医学寄りかなと思います。
最初に皮膚の仕組みについて一通り解説があり、
肌荒れや老化の原因とその対策についての解説。
ここまでは興味のあるトピックも多く、結構読めます。
が、その後は皮膚の疾患について延々と書かれており、読むのは大変かもしれません。
しかし、頑張って全部読んで頂きたいです。
肌を「美容」の視点から捉え続けていると、やはり化粧品会社の魅力的なコピーや、
なんだかよさそうな口コミに流されてしまいます。
肌、は、皮膚、であって、外敵からからだを守るために存在する、
人体最大の臓器、なのです。美のために存在するのではありません。
全ての章を読んでいくことで、肌を皮膚、臓器として捉えるように、
少しだけれどもなって行く気がするのです。
直接的に「毛穴を小さくする方法」はどこにも書いてありませんが、
肌に良いこと、意味のないこと、悪いことが、よりはっきり見えて来て、
もっともそうな美容情報にも流されにくくなります!
様々な美容法の末に角質培養にたどり着いて今も続けているのは、
こうした医学的書物から得られた情報が、角質培養の考え方は間違えてないよって、
言ってくれるからです。
なお、1999年初版。古い情報であることは否めません。
しかし、平易な言葉で皮膚科学を俯瞰させてくれる本書は、
美容に振り回される私達に最適なガイドとなってくれると思います。
<章別コメント>
第1章:防御器官としての皮膚
美肌本によくあるイラストでの説明ではなく、顕微鏡写真をふんだんに使って、
皮膚の仕組を医学的に解説してくれています。
しかし、専門書ではなく一般向けに書かれた本なので、
噛み砕いた言葉で説明してくれるし、さらには日常の美容に役立つ情報もあります。
肌を過保護にするのはなぜいけないのかの根拠となる実験結果や、
セラミドだけを肌に補っても得策ではないという実験結果など、(P26)
ワクワクしてくるような情報に、線をひっぱりまくって何度も読んでます。
第2章:肌あれと肌のおとろえ -美的器官としての皮膚-
第1章と2章がこの本のメインと言って差し支えないでしょう。(美容マニア的に)
角質培養の根拠となる記述や(P52等)洗い過ぎたりこすったりしちゃダメ(P76等)
ということが、医学的な根拠とともに、しかし平易に分かり易く書かれています。
第3章:皮膚の炎症、免疫、色素沈着 -外敵防御の仕組-
アトピーをお持ちの方(含む櫻田)は、読んでおいて損はありません。
脂漏性皮膚炎や、円形脱毛症、紫外線の問題等が詳しく書かれています。
アトピーに関しても「トンデモ科学(疑似科学)」が横行していますので、
ある程度専門的な知識を身につけておくことも必要ではないかと思います。
以下の章についてはタイトルだけ掲載しておきますが、
皮膚の疾患にはどのようなものがあり、それはどのような仕組みで起こり、
どのような治療法があるのか、を解説したものです。
正直読むのは面倒なのですが、肌に対するスタンスが変わると思いますし、
さらに名医の叡智は、私達を胡散臭い情報から守る武器となるでしょう。
医療によらず、魔法のように、むずかしい病気を治せると宣伝するには、なにか「からくり」があると考えた方がよいでしょう。そういうからくりに、たとえばステロイドホルモンが一緒に使われていた、というようなことが、あとであかるみに出た治療法がよくあります。(P240・第8章)
夢のような良い薬などありません。良く効く薬は、一方においてはかならず副作用も含んでいます。
「薬というと、からだにとって良いものと錯覚しがちなのですが、あくまで毒であり、それを必要悪として使用しているのだと思って、飲んだり、塗ったりしてください」と伝えるようにしています。つまりは、毒を持って毒を制するという治療法なのです。(P201:第7章)
等々、線を引っ張ったところがいくつもあります。
第4章:皮膚のアクセサリー -毛髪、爪、汗腺-
第5章:治外法権の場への侵入者 -水虫のカビへの免疫反応-
第6章:消えるイボと消えないイボ -皮膚で見る腫瘍免疫と発がん-
第7章:湿疹とじんましん -過剰な皮膚の免疫反応(1)-
第8章:埃にいよるカブレ、アトピー性皮膚炎 -過剰な皮膚の免疫反応(2)-
第9章:自分自身に向けられた刃、自己免疫病と薬疹 -過剰な皮膚の免疫反応(3)-
<本の購入>
■ いつもの楽天で買えば送料無料でポイントも使える。
【送料無料】皮膚の医学 |
■ アマゾンでのレビューチェックも忘れずに。中古本がお勧め。
■ 他に買いたい本があれば、ブックオフを使えば古本でも送料無料。
<関連情報>
田上先生ラブ☆と思って、こんな専門的な本も買っちゃいましたが、
まだ読んでません(笑)
#櫻田は第1版を買いましたが、そちらはもう売っていないので。
コメント
こずえさん コムサ・デ・モード!
何故かコムサ・デ・モードはごきげんよう!みたいな意に捉えているたまです(-_-)
(本当は全く違いますが…)
今日はこずえさんならどう感じるか、私的な事ですが聞いて下さい(:_;)
週末に主人、仲間数人と共にかなりハードスケジュールで遠方に行く為(ホリディではありません)、帰って来た時に気持ち良く過ごせる様に部屋をかなり細かいところまで昨日は何時間もかけてキレイにしていました(^^;
汗もたくさんかいた!
主人は前の日も帰りが遅くて仕事も大変だったので、ご飯は一緒に食べようと待ってました☆
通常よりかなり遅くに帰って来て、疲れからか機嫌も悪い…。
そして夕食の時に、主人が楽しみにしているビール(ノンアルコールです)が冷えてなかった事と、毎日夕食後に食べている寒天を私が作り忘れていた事が判明!
ビールは高いところに置いてあって、入れるのは彼にお願いしていたけど、入って無かったら入れておいてあげようって思いにならないの?と言われ、1日何をしていたの?と言われる始末…(*_*)
慌てて寒天は作ったけど、固まるのに時間かかるからすぐには食べられないのよね…(-_-;
毎日の事なんだから忘れていた
続きです(^^;
毎日の事なので忘れていた私が悪いんだけど、でも…って気持ちがどうしても消えなくって…。
掃除は簡単に済ませても、ビールと寒天が用意出来ていれば彼にとってはオッケー!だった訳です。
確かにね…。
自分が一生懸命相手に良かれとしている事って意外と自分の欲が勝ってたりして、本当はどんな事を相手が望んでいるのか想いを感じ取る事が大事なのよね…(;_;)
毛穴にからまなくてすまぬ!長文メールですまぬ!
携帯電話からは
アクセスできませんね~(涙)
ですが、ぜひ買いたいです( ̄∀ ̄)
たまさんへ
コメントありがとうございます★
> こずえさん コムサ・デ・モード!
たまさん イブ サン ローラン!
(なんか、こんばんわっぽくないですか?「イブ」につられてるだけですけど。今朝ですけど。)
> 自分が一生懸命相手に良かれとしている事って意外と自分の欲が勝ってたりして、本当はどんな事を相手が望んでいるのか想いを感じ取る事が大事なのよね…(;_;)
あーーー、、、、、、それってとっても大事だけど、見落としちゃうことだと思います!
なんだよ、ビール冷やすのと、寒天は忘れちゃったけど、
疲れてるのに家をスゴイキレイにしといたんだからねっ!
って憤っているときに、そいういうことを思い出せるたまさんは偉いっ!
偉過ぎーーーーーーっ!!!!
最近は絶滅種だけど、「尽くす女」って、結局は自己満足だから、うざがられるっていうのがあるなと思うんだけど、誰しもそういう部分を持っている気がします。そして、それに一生気づかない。。
ちゃんと気づいているたまさんは、今頃週末の旅行を楽しまれていると思います☆
あと、女性っていろいろと根に持ちがちですけど、男性ってころっと忘れてますよねw
(そうでない方もいらっしゃると思いますが。。)
きっと今頃家がとてもきれいになっていることに感謝して、
出来上がった寒天を食べて、週末の旅行に楽しく出かけられているのではないでしょうか!
私もたまさんのように大切なことを忘れないようにしたいと思います☆
旅行楽しんで来てくださいね♪
困ったさんへRe: 携帯電話からは
コメントありがとうございます★
> アクセスできませんね~(涙)
> ですが、ぜひ買いたいです( ̄∀ ̄)
いつもごめんなさいね~。
読みにくい本ではありますが、是非☆
おめでとうございます!!
久しぶりにコメントを書きます_〆(・ω・)
プロポーズO.K、おめでとうございます(´▽`人)読んでて嬉しかったデス(*´v`*)
お肌はいかがですか?私はだいぶ落ち着いてきました。肌荒れが。
お肌は気持ちでは美のためですが、体にとってはただの皮膚ですよね。だから、体に栄養が溢れるくらい行き届いてないと綺麗にはならないんです、特にアトピーがあると。髪も爪も肌もボロボロでも生きていけますけど、臓器や血液は栄養がなかったら生きていけないから、体にとって「美」は後回しなんです。
薬だけでなく、ビタミン剤なども副作用がありますもんね。ビタミンでなくビタミン剤というのがポイント!
私も将来子供が欲しいので、出産でデトックスなんて子供が受け継いで可愛そうなんで、その前に自分の体を本当に健康にしようと頑張ってマス♪
レットの助さんへRe: おめでとうございます!!
コメントありがとうございます★
> 久しぶりにコメントを書きます_〆(・ω・)
お久しぶりです!嬉しいですー!
> プロポーズO.K、おめでとうございます(´▽`人)読んでて嬉しかったデス(*´v`*)
ありがとうございます☆
とりあえず、第一段階突破という感じですが、まだまだ山あり谷ありですなぁw
> お肌はいかがですか?私はだいぶ落ち着いてきました。肌荒れが。
脂漏性皮膚炎が頭皮だけにとどまってくれそうで、顔には降りてきていないのが救いです。
> お肌は気持ちでは美のためですが、体にとってはただの皮膚ですよね。
そうなんですよねぇ。。。。
私は胃腸がダメなので、なかなか栄養を吸収しにくいらしいんですよ。
だから、ビタミン類は自炊でかなり摂取してるんですが、皮膚まで届くほど豊富に消化できているか疑問です。。。ちなみにビタミン剤もとってますよ。AとかEとかの摂取過剰は気にしますが、それ以外はあまり気にしないです。
> 私も将来子供が欲しいので、出産でデトックスなんて子供が受け継いで可愛そうなんで、その前に自分の体を本当に健康にしようと頑張ってマス♪
そうですよね!
私はアトピーになったときに、これは子どもができる前のデトックスなんだーって思って、自分をなだめたりしていました。
私の身体は何か異物が入ると比較的即座に反応する(つまり皮膚等の病気になりやすい)体質なんですが、それはすなわち、身体に蓄積する量も少ないと考えると、ありがたい体質なのかもしれません。
何が幸いするか分からないし、何事も受け止め方ですよね~。