突然ですが、櫻田が参考にしている本やサイトをご紹介します。
美容に関する様々な情報が氾濫しているのは、
その裏に巨大な市場があり、スポンサーが存在するからです。
口コミ情報だって、櫻田もやってるアフィリエイトで歪められています。
そこから本当に価値のある情報を得るために、以下3つの基準で知識をつけるようにしています。
・科学的な皮膚の基礎知識を学ぶこと
・中立的な立場の著作を読むこと
・様々な立場の著作を読むこと
そんな基準で選んだ本やサイトをご紹介していきます!
皆さんのおすすめの著書もご紹介くださいね。
おススメ度★★★★★
分かり易さ★★☆☆☆
中立性 ★★★★★
私の皮膚の基本知識はこの本から得ました。
古い本ではありますが、科学にも美容にも偏り過ぎない良書です。
医学的なので読みにくいですが、私は3回は通しで読み、事ある毎に辞書のように使っています。
ウェブ上にもこれをコピペしたような文章が散見されます。
商品・サービスを売るために歪められた情報を見極め、
玉石混合のネット情報に惑わされないための、貴重な一冊です。
おススメ度★★★★★
分かり易さ★★★★★
中立性 ★★☆☆☆
「よしき皮膚科クリニック銀座」院長、吉木先生の著書。多くの著書がありますが、これが一番網羅的で好きです。
医学的な本ではなく、スキンケアに感心のある女性をターゲットに書かれている実用美容本なので、とにかく分かりやすい。分かりやすい上に、結構深い医学的知識も与えてくれる良書だと思います。切り口が美容視点なので、美白、乾燥、毛穴等々、気になることに具体的にすぱっと答えてくれます。
これまで化粧品会社の言うとおりにスキンケアをしていて、なんとなくこのままでいいのかなと思っている方。是非ご一読ください。今日ご紹介した本で1冊だけ、というなら、この本ををお勧めします。櫻田的異論反論ももちろんありますが。
なお、美容皮膚科医なので、やはりレーザーや、ピーリング等について積極的です。そうじゃないと商売あがったりですものね。。。否定しているわけではないんですよ。ただ、それを念頭に置いて読んで頂きたいだけです。
#最新の2011年改訂版はこちら
おススメ度★★★☆☆
分かり易さ★★☆☆☆
中立性 ★★★★★
「美容のヒフ科学」より「病気を治す」医学的視点から書かれている本です。美容としての様々な疑問に直接答えてはくれないけれど、この本の知識があれば、怪しいキャッチコピーに自信を持ってノーと言えるようになります。アトピーやその他の皮膚疾患に悩んでいる方にもお勧めです。
対処療法が書かれた本ばかり読んでいると、あやふやな情報に振り回されてしまいますので、このような皮膚のしくみをしっかり教えてくれる本を読むことも大切だと思います。
ちょっと専門用語が多いですが、むしろ「あたし結構皮膚に詳しいかも」という気分を盛り上げてくれるはず(笑)
「サッポー美肌塾 スキンケア読本」
(著)サッフォ化粧品 -化粧品メーカー- 500円(送料無料)
おススメ度★★★☆☆
分かり易さ★★★★☆
中立性 ★☆☆☆☆
ちなみに、送料無料1,000円~のトライアルセットを買うとついてきます。
→サッフォ化粧品株式会社
角質培養のきっかけをくれた化粧品会社です。
リンクから「サッポー美肌塾」(タダです)を読んでみてください。目からウロコです。
こういう会社、増えてくれないかなぁ。。。
ただし、あくまで自社製品を売るための「バイブル商法」という側面は否めませんので、(それにしても良書です)その点頭の隅に置きながら読んでください。
おススメ度★★★★☆
分かり易さ★★☆☆☆
中立性 ★★★☆☆
化粧品会社の研究員で、工学博士。医学は臓器毎に専門化が進んでその交流を妨げてしまい、故に見落とされてしまうことも多いのですが、、筆者はそこを縦横無尽に飛び回り、さらに「美容」という視点を持ち込んで、様々な発見や示唆に富んだ指摘をしてくれています。
内容は専門用語を交えた高度なネタも多いのですが、語り口が柔らかいので難なく読めますよ。
しかし、某大手S化粧品会社の研究員ですから、「なにもしないのがベスト」とは、例え思ったとしても発言できないでしょうね。。。「化粧品会社の人」ということは意識して読んだ方がよいとは思います。
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まだまだ、櫻田が読んだ本はたくさんありますので、またご紹介しますね。
では、素敵な週末をお過ごしくださいませ♪
コメント
初コメント!
こずえさん、初めまして!
いつも興味津々で読ませていただいてます。
毛穴の話も恋バナもドキュメンタリーなので、こちらもかなり感情移入してしまいます。
たとえどんなテーマであったとしても、こずえさんの語り口に引き込まれることは間違いないですが♪(笑)
さてさて申し遅れましたが、アラフォーの私も鼻の毛穴に悩まされている一人です。
最近「極上美肌論」(山本未奈子著)を読みました。
こずえさん、ご存知ですか?
著者は、界面活性剤などについては寛大な解釈をお持ちのようなので、私的にはNG部分も多かったのですが、興味を引いたのは「毛穴のエクストラクションの方法」でした。
簡単に言うと、角栓を指で押し出すという方法(しかも痛いくらいに)で、ニューヨークではエステで一般的に行われているようですね。
これを自分で行う方法が書かれていたので、挑戦すべきか迷っています。
この方法で3ヶ月でトラブルから解消されるとのことですが、勇気いりますよね~
こずえさん、どう思います~?
ジョニーさんへRe: 初コメント!
初コメントありがとうございます★
はじめまして♪
> 毛穴の話も恋バナもドキュメンタリーなので、こちらもかなり感情移入してしまいます。
いやぁ、恋バナも、また、いろいろあるので、アップデートしますね、、。
毛穴ドキュメンタリー、前代未聞ですよね(笑)
> さてさて申し遅れましたが、アラフォーの私も鼻の毛穴に悩まされている一人です。
おっ、同士ですね!それも年齢も♪
一緒に戦いましょうぞ!
> 最近「極上美肌論」(山本未奈子著)を読みました。
> こずえさん、ご存知ですか?
いや、知らないです。。
>「毛穴のエクストラクションの方法」でした。
> ニューヨークではエステで一般的に行われているようですね。
日本では岡村麻未さんが第一人者なのではないでしょうか?
彼女のクリニックを予約しようとしたことがありますが、
数カ月先まで埋まっていて、電話もつながらず、断念した記憶があります。
> こずえさん、どう思います~?
今の私はNOですねぇ~。
それは私の肌質や今の状況を考えると適切ではないと思うだけで、
すべての人に悪いというわけではないと思います。
角質培養は角栓も含めてそっとしてあげようという方針なので、
エクストラクションはその真逆になってしまいます、、、。
ピーリングや毛穴すっきりぱっくをあまりやっていない、
健康で厚い肌なら大丈夫なのかもしれません。
あくまで櫻田の意見ですが、ご参考程度にして頂ければ幸いです!