婚活中の30代、職場でお弁当を食べる時以外、マスクをし続けていたことがある櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
当時の記事【2009.04.05】鼻の毛穴いじり矯正サポーター
仕事中、つい鼻を触ってしまい、爪で角栓を「ポロリ」としてしまうのを防ぐためにつけ始めたところ、心理的に外せなくなってしまったんですよねぇ。
汚い鼻の毛穴を他人に晒さなくて済むラクチンさにハマってしまって!
一日中マスクをつけていたら鼻の毛穴の調子が良い?
で、このところ、マスクをしていることが多くなりましたよね。
一日中マスクをつけていて、夜お風呂から出ると、なんだか鼻の毛穴の調子がいい感じ、しません?
むしろ、いい感じ♪
もしくは、マスクを外して、テカリを取った後、ちょっと鼻の頭に手を触れてみると、
なんだかシルクの手触り?(言い過ぎ)
通常麻袋だからさ。
そんな、シルクの手触りに「ニヤリ」としたこと、ありません?
ってことは、一日中マスクをしていると、あらゆる刺激や乾燥から肌を守れるし、なんだか保湿できそうだから、美肌になれるのかも?
って話ですが、結論、NOです。
一日マスクをしていると肌は敏感になっているかも
むしろ、マスクをしていると敏感肌に傾きがちなので注意しましょう!くらいだと、マスク歴の長かった櫻田は思うし、今現在自分の肌がそうなので、この記事を書き始めました。
なぜかと言うと、
その1:鼻息スチームで、角質層がゆるむ
鼻息がマスク内に籠って、顔も全体にあったかくなって、角質層がゆるみます。
肌の表面の図ですが、細胞間「脂質」が、角質の間をセメントのように埋めて肌をバリアしてくれているんだけど、そのセメント部分が「鼻息スチーム」でゆるむわけです。
スチーム当てて油汚れを落としやすくする発想と同じです。
冬だしほんわか気持ちかったりもしますよね。
その2:動くたびにマスクと鼻の毛穴が擦れてピーリング効果?
そんな、角質層がゆるんだところに、マスクの固い繊維が鼻をこすります。
今、マスクしてたら、ちょっと口を開けてみてください。
マスクと鼻が擦れますよね?
これは、マスクで鼻を擦ってるようなもので、軽いピーリングを常時行っている状態だと感じています。
なので、ピーリングをした後のような、つるつるのお肌になっているんですね。
でもそれは、角質層が剥がれてしまい、お肌のバリア機能は低下して、炎症しやすい、乾燥しやすいお肌になっているということでもあります。
マスクをしている時に気を付けたいこと
マスクをしている時は、確かに湿度も保たれていて、しっとり潤っているような感覚があるかもしれません。
ただ、外してしばらくすると、いつもより乾燥を感じたり、炎症しやすくなっていませんか?
鼻もそうですが、頬もなんだか乾燥しませんか?
これもそれも、ピーリング効果でバリア機能が低下しているせいです。
・マスクを外して会食したりする時は、保湿し直してから
外した直後は調子がいいので、お気をつけください。特にデート前!
・攻めのスキンケアは控え、とにかく保湿に徹する
角質層がはがれ、バリア機能が低下してると、強い刺激に反応しやくすなっているので、攻めのスキンケアはトラブルになりがちです。
そして、特に肌が敏感になっているようだったら、
・基本的に水に近いほどしみやすいので、化粧水ではなく乳液や美容液から使う
ちなみに、擦れてしまって赤くなっている場合、櫻田が緊急対策に使うのはワセリンです。
いろいろな塗り薬の基材(ベースになっている素材)ですし、非常に浸透しにくい(=刺激にならない)し、植物性のオイルなどは向き不向きがあったりしますしね。
ただ、ベタベタするのでお化粧には全く向きませんが、マスクしてるなら目元のポイントメイクだけでOKですしね。
こうしてメイクがおざなりになっていく・・・。
注意:マスクをしても紫外線は防げない!
あ、あと、3月半ばにもなると、紫外線の量も増えて来ていますが、マスクしてるからって「紫外線対策にはならない」ことにもご注意ください。
マスクは紫外線を通します!(加工がしてあれば別)
特にバリア機能が低下していると、紫外線によるダメージを受けやすくなっているので、帽子や傘、日焼け止め等は必須です。
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ということで、皆さま今日もよい毛穴を!