30代の女性の方から、心痛なメッセージを頂きまして、久しぶりに筆を取った櫻田こずえです、皆さまごきげんよう！
やり過ぎケアで赤黒いオイリー肌、角栓が出来て悩む
→角質培養で一気に何もしないケア
→角栓大陸さんよりヒドイ状態に
→どのようなスキンケアをしてもダメ
→皮膚科を回っても「洗って保湿して」のみ
で、10年以上経ちました
他人事とは思えない、同じような経歴の方も多いのでは？
角栓大陸さんとは：こすらないMさんの場合.2 衝撃角栓画像
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ということで、毛穴の写真も送ってくださいましたが、掲載は控えさせて頂きました。
でも、はい、紛うことなき、汚毛穴です。
なか～ま～♪
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汚毛穴の根本原因と解決方法について
汚い毛穴の原因は何ですか？
櫻田様から見てこのような状態になってしまう原因は何だと思われますでしょうか。こすらなさすぎなどの洗浄不足なのでしょうか。
根本原因は生まれつきの「体質」です。
スキンケアは影響しても誤差です。
これまでお肌の修羅場をかいくぐって、スキンケアを学んで来たあなたの、現在ケアが大きく間違っていると思えませんし（詳しく伺っていませんが）、スキンケアを変えたくらいで、状態が改善することはないと思います。
櫻田の鼻の毛穴の場合の根本原因
・ホルモンバランス原因の皮脂分泌過多＆肌固い
（男性っぽい肌質してる感じ、生理不順、ムダ毛ボーボー、ニキビも併発してたら、ビンゴかと）
→皮脂が悪さしてターンオーバーで角化の異常が起きる
これが「汚毛穴製造装置」で、「ホルモンバランスの悪さ」がなくならない限り、角栓取っても、表面焼き払っても、レチノールしても、再発し続けます。
さらに、ハードなケアが「傷」レベルの変性を毛穴の皮膚にもたらしていれば、傷跡と一緒で、外科手術をしても凸凹を元通りするのは難しいです。
櫻田は「鼻の毛穴」専門(笑)で、頬はまた違う要素があるのかもしれませんが。
毛穴から出ている黄色いものは角栓で間違いないでしょうか。
角栓って医学的？な定義ないと思うんですが、私が決めていいのなら、角栓と言えると思います。
口周りの細かくてひげのような角質？モサ？が顎などにも大量にあり、何をしてもなくならないのですが、解決方法や改善方法はございますでしょうか。
角栓大陸のMさんの写真をお借りしますが、↓こういうのですよね。
角化が亢進（炎症などの刺激でターンオーバーが進み過ぎる）して剥がれ切れなかった角質が、乾燥してペラペラになって↓
さらに何枚かくっついている感じ。
で、その根本原因はホルモンバランスによる、「汚毛穴製造装置」の存在なので、解決方法も改善方法もないです。
適度に自然な洗顔を続けましょうくらいしか、言えません。
世の毛穴・角栓改善方法～だがイケメンに限る～
「オイルクレンジングしたら取れます！だんだん目立たなくなります！」的な回答をしたいところなんですが、
そういうの「だがイケメンに限る」みたいなもの。
よくある毛穴ケア方法は、前述の根本原因にアプローチしておらず、「汚毛穴製造装置」がない人に限るんですよ、効くのは。
改善方法があるとすれば、適度な洗顔と保湿、バランスの取れた食事と睡眠・運動をし、あまり気にせず、特別なスキンケアはせず、ストレスを溜めないことくらい。
つまり、角化の異常を、これ以上悪くしないように、お肌に気持ち良くターンオーバーしてもらうようにするくらいしか、方法はないです。
櫻田様は、上記のような状態になられたことはございますでしょうか。
あります！角栓大陸さんほどではないですが、角質培養してた時は特に。
でも、櫻田は鼻の毛穴にしか興味がなくて、写真ないんです。
小鼻の周りだとこんな感じだけど、かわいいものよね(笑)
ここまでで言いたかったことは、我々レベルの毛穴や角栓は、根本原因が体質（ホルモンバランスメイン）で、何しても改善することはないと思いますよ、ってことです。
毛穴ごと自分を受け入れる
ありのままの自分を受け入れる
化粧も出来ず、引きこもりがちになっており、切実に悩んでおりまして…
私も電車に乗れなかった（みんなが毛穴を見て笑ってる！的被害妄想）時期ありました。
解決策は、毛穴のことを忘れるほど何かに夢中になるか、
その毛穴を持つ自分を、ありのままの自分を、受け入れることです。
（書くと安っぽいな～(笑) できてたらこんなに悩んでないよね）
冬ソナじゃないや、えっと、アナ雪が世界で流行したのは、ありのままの自分を受け入れることが、この社会を生きる人類共通の大きな課題だからだと思います。
そして、ありのままの自分を受け入れられず、何か理想の状態（消費社会が提供する理想の美しい毛穴）を求めて、苦しんでる人が多いってことだと思います。
「毛穴がきれいになったら、〇〇のに」
毛穴に悩んでいると「毛穴がきれいになったら、〇〇のに。」というフレーズ、よく使いますよね。
・可愛い服が着られるのに
・人前で笑えるのに
・彼氏ができるのに
・積極的になれるのに
こんなツラい気持ちは「毛穴がきれい」になればなくなるのに！って思いますよね。
・合コンで無視されたりしないのに
・毛穴をバカにされることもないのに
・人に見下されたりしないのに
部屋に引きこもるようになったり、人に会うのが怖くて避けるようになった、そんなみじめな人生も変わるはず。
でも、何をやっても毛穴はきれいにならない・・・あぁ何をやっても汚いままだし、余計ひどくなってる！
そして、鏡を至近距離で、何なら拡大鏡で見続け、毛穴を呪い、嘆き続けてしまう・・・。
多くは望まない！この毛穴が人並みにきれいになれば、少しはマシになるのに！→毛穴は汚いままで絶望
このループを延々と繰り返すの、ツライですよね・・・経験しているので・・・。
そして、そういう方、たくさんいらっしゃると思います
・私より毛穴が汚い人はいません～ご相談を頂きました～
「毛穴がきれいになったら、〇〇のに」から降りる
我々が毛穴をきれいにしようとすることは、
運動神経悪いのに、オリンピック目指して頑張るようなものです。
鼻の穴が1個にならなくて、嘆くようなものです。
99.99%、それは叶わないと10年かけて腹落ちしました。
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負のループから抜けるには「毛穴をキレイ」にしようとするのを、諦めて、止めることです、そこには絶望しかない上に、余計なことしてより汚くなったり、炎症で悪化するだけです。
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そして、毛穴等の外見に、自分の人生をコントロールさせない「マインド」を持つことです。
毛穴ごと自分を受け入れる・・・
櫻田は、毛穴コンプレックスとブスコンプレックスがありましたが、どちらも克服しました。
あぁ、克服したな、と感じた時、毛穴をキレイにすることがゴールなのではなく、「（ありのままの）自分を好きになること」がゴールだったんだなって理解しました。
櫻田にとって「美人になる！」という努力の、本当のゴールは、自分を好きになることだったと思います。（毛穴ブログも同じ）
本当のゴールをクリアしたら、もう「美人になる」ことは、重要ではなくなったのです。
【今さら美人になれますか】今さら美人とか、どうでもよくなってしまった件
今でも、美人やカワイイ子と比べられたら、落ち込むし嫉妬もするし、毛穴は相変わらずイヤだし気になるけど、でも、それで自分の価値が下がるとは（あまりｗ）思わないし、それで自分の行動が制限されることは（あまりｗ）ない。
これくらいでいいんですよ、ゼロイチ、完璧を求めないで、まあいっか・・・くらいのスタンスになれました。
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でね、自分を受け入れられるようになるとね・・・
「毛穴がきれいになったら、〇〇のに」が変化する
「今の毛穴のままで、〇〇してもいいかな～。」
・可愛い服を着てもいい
・人前で笑ってもいい
・彼氏ができるかも
・積極的になってもいい
こんなこと絶対できない！から、自分を好きになっていくと、少しずつ自分に「許可」できるようになる。
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これはちょっとおかしな感じかもしれませんが、
「今の毛穴のままで、〇〇されてもいっか。」
・合コンで無視されてもいい
・毛穴をバカにされてもいい
・人に見下されてもいい
これらは100%ゼロにできないので、絶対ヤダ！って思えば思うほど、何もできなくなってしまう。
ヤなヤツは絶対いるし、誰かから嫌われます・・・自分も誰かにとってのヤなヤツだし、嫌いな人くらいいますよね。
だから、そいういうこともあるかもしれないけど、しょうがないなって思えるようになる。
ありのままの自分に自信を持つことで、他者からの評価に少しずつ強くなる。
まあ毛穴を笑われることもあるよね、悲しいけどまあしょうがないか、って。
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櫻田の場合は「今の毛穴のままで、人前に顔をさらしたっていい！」って思えるようになりました。
（さらさなくたっていいですからね！）
薄化粧の櫻田近影。
メイクの確認のために撮ったら、鼻の凸凹がやっぱり目立つし、だんごっぱななで、しかも全体的に赤黒いくすんでいるので、やたら目立つのが気になります。
毛穴がつるんとしてて、鼻が小さくシュッとしてたらいいのにって残念に思います。
気になるは気になるけど、ま、いっかって思えるくらい。
自分大好き肯定ポジティブ野郎になるとかじゃなくて、ま、いっかくらい。
でも・・・
私の毛穴は櫻田さんより汚いし、顔全体だし、周りに理解ある人いないし、ヒドイこと言う人いるし、そんな私はどうしたって不幸なのよ！毛穴が原因なのに、私がツライ/不幸なのは私の考え方のせいだっていうの？私が悪いって言うの？ってなると思うんですよ。
私もそういうこと思ってましたから。
カメラ君（昔一方的に好きだった人）に4回振られたのは、絶対、顔が汚かったからだと今でも思ってるし。
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もしそう思われるなら、もう少し読んで頂けたら嬉しいです。
自己否定から自己肯定へ
他者の目線が怖い
毛穴の悩みって「他者の目線」があって成立すると思います。
こんな汚い毛穴をさらして、街を歩けない、合コンいけない、デートできないっていうのは、みんなが「あいつは毛穴が汚い、嫌だ、かわいそう」って思うと想像してるから、どう思われるのか不安になって、外出できなくなったり、櫻田の時代はマスクを一年中つけてたり（今は普通でいいわｗ）した。
人から拒絶されたり、嫌われたりすることを、極端に恐れている、という側面があるのかなと←櫻田
人の悩みのほとんどは、人間関係の悩みらしいです。
自分はどうせ人に受け入れられない
でね、自分はどうせ人に受け入れられない など、自分を責めてしまう、卑屈になってしまう気持ちって、心の奥底にないでしょうか？
自分はどうせ愛されないとか・・・口にすると、ズキっと来たりします？
そういう気持ちが根底にあると、自分はやっぱり受け入れられない、という証拠集めをしてしまうそうです。
そこに、毛穴や体型のようなコンプレックスがあると、こんな私はやっぱり人に受け入れられないのだ！と、さらに自己否定を強めてしまい、コンプレックスが解決されない限り、何も良くならない！と頑なになってしまいがちです←過去の櫻田
自分はどうせ人に受け入れられない等、自分を責める気持ちがもしあるならば、その奥にある、より深い自己嫌悪、悲しみやトラウマを癒すことも、一つの方法かもしれません
↑これは櫻田が実際やったことで、↓内容はちょっとまとまってないんですが
プロフィール～心のブログ始めました～ | 自己肯定感とか罪悪感に本気で取り組んだら余計にしんどくなったブロガーの話
そして、自己否定にブレーキをかけ、自己肯定のアクセルをビクビクしながら踏み、今のままの自分を「まず自分が」ちょっとずつ受け入れることで、毛穴の苦しみも少しずつ薄まっていくのではないかと、櫻田は思います。
少ない情報から、勝手な深読みで恐縮なのですが、毛穴の悩みに関して、櫻田自身はそういう面もあったので、ちょっとお話しさせて頂きました。
蛇足：近づき過ぎ 環境悪すぎ 毛穴写真
後ね、毛穴は近づいて眺めれば誰の毛穴も汚く見えるし、
【誰もそんな近くからあなたの毛穴を見ないわよ】
毛穴インタビュー：毛穴からの卒業は突然に.前編
蛍光灯の下で陰影がつきやすい環境で撮影すれば、より汚く映ります。
そういう拡大写真を眺めては嘆くという愚行を、私達はどうしても繰り返してしまう。
↓これ、46歳の櫻田の顔です。撮ったままです、超接近写真、汚い。
お風呂後なので、小鼻の白い角栓がふやけて主張してますが、時間が経つとやや目立たなくなります（必死）
で、画像加工ですけど、↓こんな汚くもできます。
私達の毛穴の自己認識は、間違いなくこのあり得ない「最低」写真です。
こんなこともありました
【2013年7月19日】毛穴写真に騙され★その2
キレイにライト当てて撮れば、さらに遠くから（他人とのナチュラルな距離）見れば↓
これを自己認識にしちゃいましょうよ、まだ汚いけどさ、鼻の穴の産毛が気になるけどさ。
芸能人の最悪のショットを、悪意で記事に貼るみたいに、
自分で自分を、これ以上おとしめないで。
自分を責めないで、そのままの毛穴で受け入れてみよう、まずは自分から。
人に会うのも、向き合って話すのも、素肌を見せるのも、少しずつちょっとずつ、怖くなくなっていくから。
