今日の櫻田

自分に合う美容皮膚科の選び方★櫻田が実践している4つの方法

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今まで何軒の美容皮膚科に通っただろう・・と数えてみた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

美容皮膚科ってどうやって選んでるんですか?って聞かれたので、その辺詳しくご紹介します。

今まで通った美容皮膚科/美容外科系クリニック

まだまだあったような気がするんだけれど、とりあえず思い出せる限り。

ちゃんと通って施術を受けたクリニック

みやた形成外科皮ふクリニック櫻田レポ)新橋
美夏クリニック櫻田レポ)吉祥寺
赤須医院 六本木
有楽町美容外科クリニック(脱毛メイン)
美容皮膚科タカミクリニック櫻田レポ)表参道

1回きりorカウンセリングのみのクリニック

よしき皮膚科クリニック銀座櫻田レポ
青山外苑前クリニック櫻田レポ
渋谷美容外科クリニック

カウンセリングのみはもっとあるけれど、これくらいにしておきます・・・えぇ、まあ、リンクすら貼りたくないようなところもありましたからね。

また、アトピーで、美容でない普通の皮膚科には、それこそすごい数の病院に行きました。

ちなみに、個人的ではありますが、全力でオススメしたいクリニックは2つ。

みやた形成外科皮ふクリニック櫻田レポ)新橋
美夏クリニック櫻田レポ)吉祥寺

でも・・・

櫻田にとっていい美容皮膚科が、あなたにとっていい美容皮膚科かどうか分からない

医師の言うことはいつも正しい?

我々、医師が言った、と言うと、盲目的に信じてしまいがちですよね。

でも、いろんな健康食品や化粧品の広告、書籍でも、??って思うこともあれば、違う医師が全く逆のことを言ってたり。

誰かが間違えているというよりも、医学自体が、常に・絶対的に正しいとは限らないのだと思います。

特に、ベースとなる考え方、設定によって変わってくるもので、科学ってそういうものだと櫻田は思います。

美容皮膚科は明確な起点とゴールがない

熱がある、咳がでる、骨が折れた、なら、「病気」を治し「健康」にするということを、広く一般的に合意が取れる、客観的な形で測定、証明できます。

マイナスからゼロに戻す、といった感じで分かりやすい。

でも、美容皮膚科はそこが曖昧、人それぞれなんです。

だからこそ、美容皮膚科は相性

価値観によって、正しいことも変わります。美容皮膚科に何を求めるかで、どんなクリニックがいいのかも変わります。

ネットの口コミで絶賛のクリニックでも、あなたには合わないかもしれません。

櫻田が絶賛していても、あなたには合わないかもしれません。

そう、相性なんです。

けど、じゃあ、どうやってその相性を見分けられるんですか?

櫻田のごく個人的な美容皮膚科の選定基準

自分に合う美容皮膚科を見つける方法

櫻田がやっていることをご紹介します。

一番いいのは、気になったところのカウンセリングを片っ端から受けることです。リスクの大きい治療ほど、事前情報だけで一つに絞るのはオススメしません。

百聞は一見に如かず!

1.施術をする医師の人柄やポリシーが分かるブログや文章を読む

医師やクリニックの名前で検索して、学会での発表や、寄稿、コラムやブログなど、人柄やポリシーが分かる文章を探してみてください。

その時、その医師に対するネガティブな口コミなども出てくるかもしれません。

美容皮膚科はモンスター患者の多い分野でもありますので、そういった怨念のこもった口コミを鵜呑みにするのも、また勿体無い話だと櫻田は思います。

口コミは、絶賛も、こき下ろしも、参考程度に聞いておきましょう。

2.気になったらとにかく一度話しに行く

雇われ医師でも、ビフォアアフター写真がえげつなくても、話してみたら気が合うかもしれません。

話はイマイチでも、敏腕医師かもしれません。

カウンセリングと、できれば、ケミカルピーリングとか、光系とか、昔からある一般的な安い治療を1回受けてみると、どんな事前の情報収拾よりもたくさんの情報を得らると思います。

いきなり5万円のリスクもあるレーザーを打ちに、諭吉握りしめて初診に・・・というのはオススメしません。

でも、10回コースだと、1回より単価が1/3だったりするので、そこで心理的に落とされないようにしてくださいね。

3.受付の対応をみる

経営者、医師の人柄、その病院のポリシー経営理念は、受付の雰囲気やお姉さんの態度に如実に反映されています。

一般企業と一緒です。

華美であれ、合理的であれ、そこに反映されます。それが自分にとって気持ちよく感じられるかどうか、が大切です。

美容皮膚科の受付の態度がかなり悪いところ、たまにあります。

人気で忙しい美容皮膚科は受付の対応も微妙になってしまうのは、人なんだし仕方のないことかもしれませんが・・・忙しいのに受付の負担を軽減しようとしない、その身内を大切にしない経営方針から、いろいろ推察してしまうのです。身内への対応は、すなわち患者への対応とイコールかなと。

一般企業と一緒です。

電話で問い合わせするだけでも、ある程度の情報が得られると思いますよ。

4.信頼できる人の紹介で行く

これが一番確かかもしれません。

ネットの口コミではなく、知っている人、信頼できる人が通っている美容皮膚科を紹介してもらうのが近道かもしれません。

こんな美容皮膚科には櫻田は行かない

櫻田の非常に個人的な考えでので、ご参考まで。

全てがそうとは限らない・・・けれど、できるだけ失敗したくないから。

担当するのが雇われ皮膚科医

これは完全に櫻田の好みで、独立開業医が好きなだけです。

ポリシーをしっかりお持ちで、それを表現されていることが多いので、事前のすり合わせがしやすい、というのもあるかもしれません。

看板を背負ってる医師と、サラリーマン医師と・・・いや、経営背負ってるからこそ、営利に走る方もいると思うので、難しいところです。

大手には大手のいいところもあると思います、と付け足しておきます。

脱毛などはいいですが、施術はほとんど看護師、というのもNGです。

安さをウリにしている

安さには必ずワケがあります。

中身がよくわからない医療行為だからこそ、値段では選びません。

「安いからそれにする」という選択に失敗が多いのは、はい、洋服選びと一緒です。

それも含めて、高ければ良いとは限らないのも、洋服やレストランと一緒ですね。

「カウンセラー」という名の営業マン(または営業看護師)がいる

いやー10回コースを売りつけようとする白衣を着た営業マンに辟易したことがあります。なかなか帰してくれないし(笑)

超大手はわりとその点教育されてると思いますが、数店舗の中堅ほどキツイと思いました、サンプル数少ない個人的意見ですが。

ちなみにエステは超王手も営業マンのツメがすごいです。

ホームページのビフォア&アフター写真がえげつない

ホームページがやたら綺麗なところに多いのですが、暗いところで撮ったビフォア写真と、光当てて白が飛んでるアフター写真を比べるようなクリニックはNGです。

悪意しか感じませんね、こういう写真を掲載するところは。

写真なんていくらでも作れるので:毛穴写真に騙され★その2

華美な待合室

その分治療費上乗せでしょ、という点よりも、なぜ、お金をかけて待合室を華美にしているのか、それで患者のどんな気持ちを刺激しようとしているのか・・・そのクリニックが患者をどのような存在で、どう扱おうと考えているかが現れていると思うので。

もちろん、雰囲気も大切!というのはアリです。

ご自身が何を求めているか、そことの相性なのです。

治る!と言い切ったりいいことばかり強調する、患者に甘い

当たり前ですけど・・・調子の良いことばかり書いてあるホームページも、リスクを説明しない態度も、NGです。

美容皮膚科の治療は、患者の理解・協力・努力があってこそで、そこをきちんと言える医師こそ誠実だと思います。

患者に厳しいといえば、京都のあいこ皮フ科クリニックではないでしょうか。いつか通ってみたいです。

治療内容・治療に伴う指示を理解されておられない方・指示を守らない方は、治療の途中であっても、今後の治療をお断りすることがございます あいこ皮フ科クリニックより

あいこ先生のブログが好きです。

お説教されたいとか思ってしまう(笑)

新しい機材や治療法に無関心

毛穴治療に関しては、ここ十数年、いやそれ以上、大きな進展がないように思いますが・・・それでも、新しい機材や治療方法が日々開発されていることは確か。

「最新マシーン☆」ばかり揃えていることをアピールし過ぎるのも?ですが、やっぱりそこは勉強熱心な医師がいいなと思います。

美容皮膚科系の学会は乱立していて、なんだかなと思いますが、学会への参加や登壇、業者に頼まれて講師をするなどといった活動なども、注目ポイントです。

さらに一つ付け加えておくと、

派手に宣伝をしているクリニックがダメとは限らない

TVや雑誌の宣伝は、とてもお金がかかるから、派手に宣伝しているクリニックはNG?

確かに、それが治療費に上乗せされているとは思いますが、一企業として、どんな治療をどんなポリシーで、どんなソリューションを患者に提供しているのか、きちんと伝えるということは、健全な行為だと思います。

きちんとお金が回っていない、経営ができていなければ、健全な治療も提供できないと思います。

騙すような内容でしたらNGですけど・・・問題は宣伝の中身ですね。

心から信頼できる医師に治療してもらおう!

患者の信頼・協力が大切だからこそ

美容皮膚科に限らず、信頼できる!と確信した医師に治療してもらうと、結果も自ずと良くなると思います。

美容皮膚科の治療は、患者の努力(日々のスキンケアや術後のアフターケア)が大切なので、不信感を持っていると、医師の指示を守らなくなり、結果も芳しくないことがあると思います。

もちろん、プラセボ的な心理的な効果も侮れません。

生理的に好きか嫌いか、というのも判断基準になると思います。

そのための努力、自分の価値観と合う、信頼できる医師を探す努力に、時間と労力をかけるとことはとても大切だと思います!

医師ブログはやっぱり貴重な情報源

宮田先生のブログ「美容外科開業医の独り言」の最近の記事を読んで、

先生もお若い頃は形成外科で「戸惑いつつも手術」されていたんだな、そりゃそうだよなと思いつつ、

近年ヒアルロン酸などの注入治療においては顔のあらゆる部位から針を刺して注入するようになりました。それも非常に深い層にです。解剖が分かっていないと危ない血管もありますし、表情筋などのつり上げなども適切に出来ません顔面の解剖と昔の思い出より

こういうのを読むと、簡単にできそうなイメージのヒアルロン酸注入治療なども、経験の浅い、美容皮膚科医での経験しかない医師がやるってどうなんだろう?と感じます。

医師だから、学校で解剖学を学んで実習したから、わかっているとは言えないんですね・・・。

ちなみに、宮田先生を絶賛するのは、知り合いの美容とは遠い形成外科医も宮田先生を知ってたり、他の美容皮膚科の先生も、ああ、宮田先生ね、って、有名で一目置かれているというのも影響してるかもしれません、正直。

また、美夏先生の2006年のかなり古い記事ですが、注入つながりで。

美夏先生ブログ:日本抗加齢美容医療学会(MBF)

こういう記事を読んでいると、人となりとか、考え方とか、ご経歴とか、いろんなことが分かります。古すぎて美夏先生ごめんなさい。

蛇櫻田の好きな美容皮膚科の先生に共通するのは・・・そう、形成外科医でもいらっしゃるということなんですよ。

これも櫻田の好みなんだと思いますが、皮膚の裏、その奥まで、実際にメスを入れて触っているからこその、その表面の治療が豊かになるんじゃないかと思うので。

ほんと、ものすごく個人的な判断基準です。

櫻田ブログの参考記事

まずこれ読んで!:美容系皮膚科・クリニック、特にレーザー治療について思うこと

こずえさん、レーザーなどの強い治療は慎重にやってください。私みたいにおかしくなってからでは取り返しがつきません。私みたいに悲しく辛い思いをしてほしくないのでメールさせていただきました・・・というメッセージから書いた記事です。

櫻田ブログではないですが、記事内でご紹介したサイトも面白いです。

看護師の私が美容外科クリニックに転職して知った事実(看護師転職系サイト)

「わきがじゃない人にもにおいますねーと言って治療すすめるとか普通にありました。」
ナースの休憩室・雑談掲示板より

裁判にまで発展した主婦からのクレーム(看護師転職系サイト)

以下は、美容レーザーの、上級経験者、いや、経験豊富な経験者である読者の皆さまとの座談会レポです。

1★ポラリスエコ2カーボン
2★テノールVシェープPRP血小板
3★水光注射
4★ニキビとの戦いの歴史
5★ジェネシスそして悩みは第二フェーズへ

以上、皆さまの美容皮膚科選びが納得の行くものになるよう、祈願して!