毛穴について考えた時間を競う競技があれば、総合優勝金メダル間違いない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
何か毛穴でギネスネタないかなーっていう不毛な妄想もよくします。
さて、前回は、Mさんからのメッセージをきっかけに、私たち汚毛穴族は、自分の毛穴がものすっごい大きく汚く、さらに「毛穴が歩いてる」的な歪んだイメージを作ってしまっているという持論を展開させて頂きました。
確かに我々の毛穴は、詰まっていたり、広がっていたり、脂ぎっていたりと、他人様の毛穴に比べて誰が何と言おうと汚いのですが、「脳内の歪んだイメージ」の方が「現実の毛穴」より常に汚いこと、そのギャップに問題がある気がするんです。
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さていきなり話は変わりますが、よく毛穴の悩み相談で「拡大鏡なんかで見るからいけない」「そんなに近寄って人の毛穴を見る人はいない」というアドバイスが与えられることがあります。
鏡に接近して毛穴を見るからいけないんだ!
正論です。仰る通りです。
そんなことするから、毛穴が大きく見えるのです。
・毛穴インタビュー:毛穴からの卒業は突然に.前編
・毛穴インタビュー:毛穴からの卒業は突然に.後編
「誰も、そんな近くから、そんなふうに、あなたの顔を見ないわよ。」
鏡を覗き込んでは嘆いていたFさんは、この言葉をきっかけに毛穴から卒業されました!
そのアドバイスに納得しつつ、しかし納得しきれない(つまり、毛穴から卒業できない)自分がいたのですが、「そんなこと言ってもさ・・・。」って思った方、沢山いらっしゃいますよね?
てか、「そうだ!鏡を覗き込まなきゃいいんだっ。」て思えて毛穴から卒業できていたら、こんなブログ、もう読んでいないはずです。
そんなひとりであるMさんからのメッセージを読んで、櫻田ピンと来ました。
接近して見るより、ちょっと距離をとって見る方が気持ち悪さが目立つ!?
答えはそれだ、それだよ!Mさん、やっぱり兄弟だよ。あるよ、それあるある。あーるある!
ちょっと引いて、姿見で見た時の自分の毛穴の方が強烈に目立って、覗き込んだときより絶望的な気持ちになるのは、なぜなんだろう?
これに「うん、うん、分かる。」と頷いた方、病んでますねぇ、櫻田とお友達です。
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で、前回この画像作っている最中に、お手洗いにいって全身鏡を見て気付いたのですが、こういうことだと思います。
「鼻の毛穴を気にして」全身を鏡でみると、こんなふうに見えているはずです。
鼻の毛穴が猛烈に気になるので、そこだけ解像度が上がります。
人間は事実をありのままに見ることはできない生き物ですから。
一方、「コーディネート」を気にしているときは、(ある日の装いというタイトルで、コーディネートをアップしております@美人ブログ)毛穴のことは忘れていて、洋服の丈感とかシワとか、そういうところばかり見ています。
たまにふと、毛穴に焦点が合うと、さっきの「今日の毛穴モード」になってしまって、思わず鏡を覗き込みます。
そして、鏡に接近した時は、顔のパーツの他の部分も大きいですから、当たり前に毛穴も大きい。「相対的な違和感」は少ないのです。
しかし、全身で見た時、毛穴は他のパーツと比べて相対的に「異常に大きく」見えていることになります。
これは気持ち悪いです。
その「相対的な違和感」が、毛穴は「鏡に接近して見るより、鏡からちょっと距離をとって見るほうが気持ち悪さが目立つと感じる」理由であり、自己像がおかしくなっている人であればある程、その「相対的な違和感」が大きくなるので、気持ち悪さは顕著になるんです。
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で、こういう話を聞くと、私たち、必ず否定したくなりますよね。
いや、他人が見てもこの毛穴は客観的に絶対的に大きくて汚いんだ!
私の毛穴は「他の人」が普通に見ても気持ち悪いくらいで、自己像云々の話じゃないんだ!って、主張したくなりますよね。
再びMさんからのメールより。
鏡で見るような至近距離で対面することも、電車にのったら日常的にありますし・・。
顔の中心で目立つので、周りの人も「あっ」て気になると思うんですよね・・。
これに「そうそう、わかるわかる」ボタン連打してますよね、皆さま。
えぇ、櫻田もそう思います・・・・が、これはもういい加減、精神的な病いだと悟りましょう。
否定したい気持ちの強さ分だけ、私たちは病的な思考回路を持っているんです。
こんな我々に、誰がどうやって「「あっ」て気になるのはあなただけだ。」と説明しても、「だって・・・。」となり、あなたは決して納得しないばかりか、周囲に不信感を募らせるだけだと思います。
だって、これに「あっ!」ってならない人なんていないし、自分だったら絶対二度見するもん。
あなたの毛穴が人より汚いのは事実で気のせいではありませんが、あなたの自己認識ほどにあなたの毛穴は汚くないのもまた事実です。
少しでもいいです、そうかもしれない、でもいいです、認めていくしかないです。
毛穴について悩むのは、事実とは関係のない、心の問題だ
では、100歩譲って、あなたの自己認識程度にひどい毛穴持ちだったとして、それを悩むかどうかは別問題、あなたの心の問題です。事実とは関係ありません。
他のコンプレックスと一緒です、チビデブハゲブスペチャパイと一緒。悩んでいじける人もいれば、気にしないで堂々と生きている人もいる。
だから、「毛穴の悩み」は100%あなたの心次第であり、解決できるのはあなたの考え方や生き方、あなた自身だけです。
「他の人が私の毛穴を見て笑ってる!」と一人芝居を打って一人で傷ついてましたが(櫻田実話で、それで電車から降りたりしてた)、たとえ本当に誰かが笑っていたとしても、傷つくか傷つかないかは、あなた次第なのです。
Nobody can hurt me without my permission(ガンジー:私の許可なく誰も私を傷つけることはできない)あなたが傷つかないと決めれば、傷つくことはありません。自分は傷ついたと認めるまで、誰もあなたを傷つけることはできません。傷つけられた=相手のせい、ではないんです。
気にするのも気にしないのも、決めるのはあなた自身です。
日々悶々とひとり悩み、鏡を見つめては溜息をついている・・・のは、自分でそうしようと決めている、自分にそれを許しているんです。許さなきゃいいんです。
毛穴が汚いことを呪っても、あなたは1mmも幸せになれません。
そんなの分かってるよ、でも、どうしても気になっちゃうんだよ・・・あ”ー分かるよ、私だってそう思うもん
はい、美容皮膚科で散財するのではなく、心療内科へ行きましょう!
私たちが美容皮膚科へ行くのは、醜形恐怖症の人が、整形を繰り返すのと一緒です。
醜形恐怖症(身体醜形障害)は、自分の容姿を「醜い」と感じてしまうようになる疾患です。
もちろん本当に容姿が醜いわけではありません。実際は誰が見ても普通(あるいはそれ以上)の容姿であるにも関わらず、「自分の容姿は醜い」と考えてしまうのです。
せせらぎメンタルクリニック醜形恐怖症のすべて【医師が教えるこころの病気の原因と治療法】
いやいや、私の場合、実際誰が見ても汚い毛穴なんですけど・・というツッコミは置いといて、一度読んでみて下さい!そこに自分がいますよ。
タイトルは良くない(だって私たちにとって毛穴は「大きい」し「大きなこと」だから)んですが、これも分かりやすく自分のことが書いてあります。
小さなことが気になるあたなへ:醜形恐怖症/身体醜形障害とは?
外見を病み過ぎるのは一つの病気です。「毛穴のことで精神科や心療内科に行くなんて・・」と思わず、相談しましょう。デートに行けなくなる、学校に行けなくなる、仕事ができなく、毛穴のせいで婚約破棄なる前に!
外見を病んでしまう病気は沢山あります・・・こういうの「よくある悩み・病気」なんです。あなたの悩みは特別ではありません。←これも否定したくなるけどね!でもだからこそ、治す方法だってあるんです。
心療内科のハードル高ければ、話を聞いてもらうだけでもいいです。
「カウンセリング・地域名」で検索すれば、臨床心理士や医師の資格はないけれど、なんらかのカウンセリング資格のある相談室のようなところが出て来ます。
櫻田はカウンセリングを受けたことが何回かありますよ。ま、毛穴は小さくなりませんでしたけど。
相手の立場に立って、自分の言動を変えてみよう!
でもね・・・1秒で世界が好転する方法があるんです←うさんくせー
それは、相手の立場に立ち、相手の気持ちに関心を持つこと。
毛穴に悩んでる人ね、自分のことばっか考え過ぎなの←櫻田
自分の毛穴や自分の気持ちではなく、他人の気持ちに関心を持ちましょう。
「みんな私の毛穴を汚いと思っているに違いない」とかいう、(相手からどう思われるのか気になるのは、自分の気持ちに関心がある状態)子供っぽい自己中的発想で落ち込むのは卒業しろってことです←櫻田
毛穴は、他者が存在することで「恥ずかしい」「こんな毛穴見せられない」という負の感情が生まれるのですが、そのあなたが頭の中で作り上げた「他者」、あなたの毛穴を白い目で見てヒソヒソ話す「他者」は、本当に存在するんですか?あなたの頭の中だけで作ってませんか?
あなたが勝手に作った「みんな」ではなく、今そこにいる相手が、周囲の人が、汚毛穴でいじけているあなたと一緒にいてどう思うかを考えて下さい。
そういうの、ほんと、周りは迷惑です。
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以前、毛穴が気になり過ぎて日中のデートに行けない・・・というお悩み相談を頂いたことがあります。そのお気持は痛い程分かります。デートや合コンの前夜、ついKSPしてましたから。(嗚呼、毛穴すっきりパック。 )
でも、相手の立場に立って考えたら・・・毛穴を気にして目を背けたり、KSPし過ぎて鼻が真っ赤だからとドタキャンされるより、鼻をテカらせながらもニコニコ見つめ合って、一緒にご飯を食べてくれた方が嬉しいのです。(ま、テカってないに越した事はないけど)
簡単にはそう思えないことも知ってます。でも、そう思う勇気を持ちましょう。あなたのためではなく、相手のために!
あなたと接する家族や、友人、同僚、クラスメート、恋人や合コン相手、上司、先生・・・毛穴を気にしていじけて何も積極的に取り組めないあなたより、一緒にいる今この時間を、明るく笑って楽しそうに元気に過ごしてくれるあなたと一緒にいたいと思っています。
毛穴のためではなく、大切な人(or未だ見ぬ大切な人)のために生きましょう。
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また、毛穴に悩む人は自分の脳内で作った自己像に固執すると言いましたが、それも自己中の証拠です。
自分の見えている世界が、他人のそれと違うことを、理解できないし、しようともしない。
それってつまり「世の中の人は自分の視点でモノを考えているはず。」とか、超自己中ってことじゃないですか?
毛穴は汚いままでも幸せになれます。っていうか、なって。
あなたが不幸だとして、それは毛穴のせいではありません。あなた自身のせいです。
厳しいかもしれませんが、しかし、そう考えると幸せになれることに気付きませんか?
毛穴のせいにする限り、毛穴レスにならないとあなたは不幸なままです。(そして毛穴レスにはなれません)
でも、自分自身の考え方のせいなら、前述のように考え方を変えれば、毛穴はそのままでも幸せになれるんです。
やったー♪
なぜ私たちは毛穴がキレイになることを望むのか・・・究極的には幸せになりたいからですよね。
何でもそうですが、手段が目的になると、こじれます。
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で、櫻田さん、毛穴はもう全然気にならないのね!さすが〜!
いやいや、全然気になってます。マスク生活も卒業しましたし、毛穴が恥ずかしくて電車を途中下車するような事はなくなりましたが、鏡でじーっと見ていることはよくありますし、たまに角栓抜いてます←やめろってば
でも、それでいいんですよ、って話は、また今度。
コメント
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