毛穴の悩みは尽きない、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
ただ、ただちょっとだけ小さくなってくれれば、それだけでいいのにっ。
さて、ご質問を頂いていたので、お答えしたいと思いますが、すっごい思い入れが強過ぎて、すっごいお気持ちに共感し過ぎて、すっごい長くなりました。
Aさんこんにちは!
もう三年のお付き合いになるのですね、嬉しいです♪3年前か〜宮田先生のところに再び通い始めたくらいですかね。懐かしいなぁ。
- こっから長い前置きです
- やっとここから角質培養のご質問に関する回答です
- ①一つの毛穴に対して角質培養の終わりは角栓が自然にポロっと取れたらワンクールは終わりということで、これを何回か繰り返していくということでしょうか?
- ②最低でも何ヶ月やるべきでしょうか?
- 前回(の角質培養)では鼻の手触りがザラザラゴワゴワ、ファンデをつけると更に目立つで耐えられなくり挫折しました。
- ③角質培養中でも大切な予定などがある場合、櫻田さんはどうしていましたか?溜まりすぎてもっこりした角栓を少しだけ優しくとったりしてますか?その場合どのような方法でケアしたのでしょうか?
- ④角質培養中は一時的にニキビができたり、肌が固くなったりゴワゴワしたりとはよく聞きますが、櫻田さんの場合は何ヶ月位でこのような状態が収まりましたか?
- 毛穴の悩みは心の悩み・・・パートナーとの関係について
- 一生毛穴に思い悩んで生きようじゃないか!
こっから長い前置きです
角質培養→美容皮膚科→角質培養
夏って特にツライですよね・・・3週間、ちょうど角栓もっこり全盛期だったのではないでしょうか。毎日が勝負の乙女ですもの、やってられませんよね!
現在の美容皮膚科の治療法で、「毛穴が見違えるようにキレイになった!」っての、ないですよね・・・。
どんな高い美容皮膚科の施術でも、実際に受けた方のお話を直接聞くと、確かに良くなった気はするんですけど・・・的なことが多く。
あーーーーここでまた激しく共感!
毛穴と真面目に向かい合っていると、一時期はケアしない系、その後はハード系、そしてまたケアしない系・・・と、繰り返しますよね。
櫻田こずえの鼻の毛穴対策の歴史
・2008〜11年 角質培養
・2012〜13年 毛穴に行き詰まり美容皮膚科へ
・2014〜15年 根本解決は諦めましたけど
角質培養と美容皮膚科の共通点
角質培養と美容皮膚科に共通することは「こんな大きな犠牲を払うのだから、キレイになれるだろう。」という犠牲の上に膨らむ期待です。
角質培養は1ヶ月以上続くもっこり毛穴に耐えること、美容皮膚科はダウンタイムやお金という大きな犠牲を払います。
それら犠牲が大きければ大きいほど、リターンも大きいはずと期待してハマってしまうのが人間というもの。
残念ですが、角質培養でも美容皮膚科でも、それ程毛穴はキレイにならないのも共通点です。
櫻田の毛穴はこの6,7年で果たして良くなったのでしょうか?
・今日の毛穴 直近の今日の毛穴↓
細く言えばいろいろ変化はありますが、「第三者から見た」時、良くも悪くもなっていないと思います。
机の前に「鼻に触らない!」と張り紙したり、角栓を育てたり、鼻をレーザーで焼き払って夫に心配されたり、何十万使ってこのザマです。
解決・白黒付ける・根本治療・・・等はレッツ諦めよう♪
で、ご提案したいのは執着を捨てることです。←捨て切れていないお前が言うな
角質培養をストイックに、いわば「垢ため」のように我慢して耐え抜けば、どうにかなるのではないかと期待されているようにお見受けします。
そして、本当に期待したものが得られるならば、やってやろうではないか!という強い意志を持たれつつ、本当に犠牲を払う価値があるのか、櫻田に確認されたいのだと感じました。
角質培養は肌をキレイにしてくれますが、毛穴が小さくなる保証はどこにもありません。ルールも方法論も、明確ではありません、人それぞれです。
角質培養も美容皮膚科も上手にお付き合い
そうでありながら、櫻田は依然として角質培養をお勧めしますし、美容皮膚科には今後も通うと思います。
角質培養は、スキンケアの基本的な考え方を教えてくれ、肌本来の美しさを与え、維持してくれます。
美容皮膚科は結局は対症療法ですが、上手に使えば肌をキレイに見せてくれます。
全てをどちらかに託して毛穴レスを目指す発想ではなく、できるだけマシな状態を維持することを考え、どちらも利用する方が結果は良いと感じています。
モデル体型を目指して極端なリバウンドを繰り返すより、自分の体型を受け入れつつ、日常できることを無理なく重ねた方が、人生楽しそうだし、長期的には痩せそうだし、的な発想です。
やっとここから角質培養のご質問に関する回答です
①一つの毛穴に対して角質培養の終わりは角栓が自然にポロっと取れたらワンクールは終わりということで、これを何回か繰り返していくということでしょうか?
理論上はその通りです。
が、残念ながら教科書通りには現実は行きませんし、何を持って「自然にポロッと」となのかも難しいところです。
ポロッとなる肌質の人もいれば、全然ポロッとしない人もいます。
肌に余計なことをせずに刺激を避け、適度に保湿していれば、ターンオーバーを繰り返して行く毎に、肌は自分本来の美しさを自力で取り戻すようになるはずです。
えぇ、はずですとしか言えませんが、これ以上のスキンケアってないと櫻田は考えています。
②最低でも何ヶ月やるべきでしょうか?
ターンオーバーを何回繰り返せばこれだけキレイになるって、何か基準があったらいいですよね。
でも、角質培養をしても角栓が溜まらない人もいれば、溜まりまくって大陸になってしまう人もいます。ターンオーバーにかかる時間ももの凄く人それぞれだそう。
やり方にもよりますが、その方が本来持つ肌の機能レベルや特徴はまちまちで、結果も進捗もまちまちです。
同じ量を食べても太る人と太らない人がいるのと同じで、痩せるために必要なカロリー制限量や期間はまちまちで。
★
目に見える「成果」が出ることを前提としているのが、①と②のご質問だと思います。
それは、すぐに出る人もいれば、何年たっても感じられない人もいると思います。
肌をイジメていて、さらに元々は肌がキレイだった人はすぐ効果が出るでしょう。
肌を大してイジメておらず、さらに元々肌がキレイじゃない人は、何の変化も出ないかもしれません。
角質培養に終わりやゴールはない、挫折もない
あるとすれば、各々が持つ美肌限界値まで戻すこと。肌に変化が起こらなくなったら、そこが第一のゴールかもしれません。それまで何ヶ月かかるかは、その人の肌次第です。
角質培養は、過剰なお手入れをやめ、自分にとっての正しいお手入れを見つけて、無理のない本来の自分の肌、基準の肌を知って、それを一生維持することだと、櫻田は思っています。
前回(の角質培養)では鼻の手触りがザラザラゴワゴワ、ファンデをつけると更に目立つで耐えられなくり挫折しました。
耐える必要はありませんし、ポロッとやったからって、挫折した!と、全てを投げ出す必要もありません。
ストイックにならないで!
全体として以前より肌への刺激は減っているはずで、肌にとって良い環境が生まれているはずです。(はずばっかりですみません)
オールオアナッシング的な発想になると、なかなか続けにくいかもしれません。
肌に悪いことはどういうことなのか知って、それを現実世界と折り合いをつけながら、ゆるゆる培養されることをお勧めします。
③角質培養中でも大切な予定などがある場合、櫻田さんはどうしていましたか?溜まりすぎてもっこりした角栓を少しだけ優しくとったりしてますか?その場合どのような方法でケアしたのでしょうか?
溜まり過ぎた!気になる!と思ったら、大切な予定などなくても取っていいと思います。
櫻田は、油性成分を含む、摩擦の少なそうなクリームやオイルで、できるだけ角栓を馴染ませてマッサージします。
角栓にも個性があります。櫻田のは、はがれそこねた角質ばかりの、強固なタイプ。ポロッとすると肌に被害が甚大なタイプで、少しだけ優しく取るとかいうことが、かなり難しいタイプです。
翌日デートがあるなら・・・角栓を抜いたり剥がしたりすればいいと思います。それで今までの努力が全てゼロになるワケではありません。
角栓のせいで幸せじゃなくなるなら、まずは取りましょう。
肌をキレイしたいと願う最終的な目的って、幸せになることだと思うから。
④角質培養中は一時的にニキビができたり、肌が固くなったりゴワゴワしたりとはよく聞きますが、櫻田さんの場合は何ヶ月位でこのような状態が収まりましたか?
ゴワゴワは2ヶ月くらいだったような気がします。1ヶ月目くらいがマックスだったかと。
無理に続けて脂漏性皮膚炎等にならないよう、適度に洗顔をする、炎症が見られたら止める等、あまりストイックにされませぬよう!
ちなみに、沢山我慢すれば、早く、より多く報われる・・・ことはないと思います。
毛穴の悩みは心の悩み・・・パートナーとの関係について
汚鼻のせいで、明るい部屋でスッピンの状態で旦那と急接近して顔を見合わせて話ができません( ; ; )涙。
わ、分かりますよその気持ち・・・痛い程。
#以下「バッハ君」は夫の愛称です。
昔、バッハ君が鼻をつまんで来て「ぎょっ!」とされた時は、もうこの人とは結婚できないかもしれないと思いました。(気持ち悪がられて)
えぇ、「ぎょっ!」とされたのは、鼻が皮脂でヌルっとしてたからで、そのバッハ君の指先についちゃったヌルっは、その後どうしたんだっけな・・・(涙)
状況としては「こずちゃんコノ〜♪」みたいなイチャイチャをしていて、その雰囲気が一瞬で凍り付いた感じです。
もう想像しただけで泣きたくなるでしょ、こんな状況。
でも、バッハ君にとってはそんなこと全くどうでもいいことなんです。おならしちゃったとかと一緒。
男性にとって、女性がどうでもいいことで勝手に落ち込んだりイライラされたりすることが、最も面倒で迷惑なことの一つです。
毛穴など気にせず、いつもニコニコハッピーでいることが、最高の奥さんだと思います。
関心を自分の気持ちから相手の気持ち(相手からどう思われるのか気になるのは、自分の気持ちに関心がある状態)に移すことができると、パートナーとの関係における毛穴の悩みは減ると思います。(なくなりはしません)
毛穴を気にして目を背けられるより、鼻をテカらせながらもニコニコ見つめてくれた方がパートナーは嬉しいと思うんですよね。
なお、櫻田は毛穴を気にして勝手に落ち込んだりするので、最高の奥さんではありません。
櫻田さんはスッピンのお鼻を旦那様の前で堂々とみせていますか?
付き合い始めて5,6年、結婚4年ですが、堂々と見せています。
最初は堂々と、というより、もう、仕方ないので晒してましたが。
今だってもちろん気になる時はありますよ。
我々が「完全に鼻の毛穴が気にならなくなる」ことはないと思うのです。
矛盾するかもしれませんが、それでもいいんです。だって無理ですよね?
気になるけど、まあ、しょうがないと、思い詰めないようになればそれでOKです。
悩んでいることに悩むと、悩みが倍増してしまうのです。
悩んでいる自分を否定し過ぎないで、悩みとともに生きる、と考えられるといいのですが・・・そうも行かないですよね。。。
旦那は私が汚鼻で悩んでいることは知りません。敢えて私も言っていないですし、そんなことで悩んでいることを知られたくないのもあります。
毛穴のブログを書いているというのは知っているし、恐らく見た事はあると思います。聞いた事ないし、話した事はないけれど・・・話したくないもん・・・Aさんと同じ気持ちです。
だから、頷き過ぎて首がもげそうです。多分、これを読んで下さっている読者の方も、むち打ちとかになるくらい、涙目で頷いていると思います。
悩んでいることを打ち明けられないことを悩んでいる方もいらっしゃいますし、悩みを隠していることを苦しく思っている方もいらっしゃいます。
恥ずかしくて、口に出すのもはばかられるし、友達にだって言いたくありません。そんなこと、好きな人に言える訳が無い。
でも、一人で悶々と悩んでいてツライよ・・・でも言いたくない、でも分かって欲しいような・・あぁ、この毛穴さえキレイだったら!
#ぽっかりし過ぎだってば!
私が気にしすぎているのも事実ですがやはり綺麗になりたいです。そして堂々とスッピンで旦那と話したいです。
さて、今後、我々がセルフOKを出せるくらい、我々の毛穴がキレイになることはないと思います。
なので、堂々とスッピンで旦那と話をするためには、気持ちを変える以外に方法はありません。
今よりちょっとマシになれればそれでいいだけなのに!と、思われると思いますが(冒頭で櫻田さんも叫んでますね)、例えそうなれても、我々は執拗に「私の鼻の毛穴は汚い」という自己認識を変えないと思います。
(それに本当に変わらないのよ、鼻の毛穴って!美容皮膚科の先生もお手上げよ!諦めないけど。)
なぜ歪んだセルフイメージを我々は持ち続けようとするのか・・・あと10ページくらい必要なので、また今度語らせて下さい←要点だけにしてね
こっからホンネ↓
でもさぁ、これも毛穴に悩む老若男女がヘドバンして頷きながら、Aさんに共感してると思います。櫻田だって本当はそう思っているから・・・
櫻田が毛穴を気にしすぎているのも事実ですがやはり綺麗になりたいです。そして堂々とスッピンでバッハ君と話したいです!
精神論なんていらねーよっ!キレイな毛穴が欲しいんだよっ!
あーすっきりした☆
誰にも話せない悩みなのでこうして問合せできるだけでも救われます。
櫻田もそうです!こうして誰にも話せない悩みを話して下さり、それにお答えすることで、自分の心の中を整理させて頂いています。
こちらこそ、ありがとうございます!
そして、きちんとした「答え」になっていなくてごめんなさい。最後は好き勝手叫んで終ってるし・・・。
櫻田にも、こんな毛穴の悩みを離せるリア友なんていません。このブログを通じてお会いした方だけです。
毛穴について話せる、毛穴相談室、毛穴喫茶、毛穴バー、毛穴フェスとか、あったらいいのに☆
#Aさんのメッセージ、ご質問もとても理路整然として、きちっとされているし、質問の個所が明示されていたりするところなども、頭の良い仕事のできる方なんだろうな〜って感じながら拝読しました←見習え
一生毛穴に思い悩んで生きようじゃないか!
悩みのない人なんていません。我々はそれが毛穴なだけです。
毛穴は小さくならないでしょうし(諦めてはいませんが!)、パートナーの前では、いつまでも「ちょっぴり恥ずかしい」かもしれません。
でも、それで我々の幸せが減ることはないし、減らさなければいい。
一生毛穴に思い悩み、共に明るく幸せに生きて参りましょう!
そして、ツラくなったらまたここにいらしてください。
人に話せずひとり毛穴に悩む仲間が沢山います。
何の解決にもなりませんが、毛穴のバカーーーーっ!と皆で叫んで憂さ晴らしをしましょう。
(ちなみにこのブログのドメイン名はkeananobaka.comです)