現在23歳という、危うくダブルスコアなうら若き読者の方から、毛穴相談を頂きました43歳櫻田こずえです、皆さまごきげんよう！
毛穴は世代を超える・・・←喜ばしいのか悲しいのか戸惑う
なかなかきれいにならない毛穴に悩みを深めるSさん・・・苦しいですよね・・・櫻田も拝読していて苦しくなりました・・・わーん。
こんなに肌が汚い子はいない！
鼻、眉間、頬、顎、毛穴という毛穴が全部黒ずんでいます。頬に関してはたるみ毛穴でもあります。
そんなことないよ、自分でそう思ってるだけだよ・・・なんて上っ面ななぐさめは申し上げません。
櫻田自身、「私より毛穴が汚い人はこの世にいない」と思っていた、いや、今も若干思っているので、そのお気持ちは痛いほど・・・いやもう、心が痛いーーーーっ。
天下一毛穴武道会とか2回もやって、2回とも優勝は逃していますが、「私だって撮影環境を同じにしたら優勝できたはず！」とかいう、よく分からない想いを胸に秘めているんです。
お気持ち、痛いほど分かります。
でも、後述しますが、ほんとに「自分でそう思ってるだけ」なんですけどね。
エステのピーリングからの美容皮膚科のレーザー？
レーザーのご経験はないものの、ピーリングのご経験はあり、最近またエステでピーリングを始められたそう。
エステのウェブサイト見たり、ビフォア＆アフター写真を見せられて、毛穴レスのお姉さんの上手な説明を聞くと・・・今度こそイケるんじゃないか？って思っちゃいますよね。
でも、お肌は悲鳴をあげている・・・。
肌が弱っているのか、毛穴が詰まっているところは、赤っぽいです。
おまけに頬にはぶつぶつができました。
肌に良くなさそうなことも、分かっているけれど、でも、何かしないではいられないんですよね・・・
カーボンピーリングをしてみようかと思っています。
ただ、こずえさんの記事を見て、やはり刺激があるから、開く原因にもなってしまうのかなとも、不安です。
カーボンピーリングしても毛穴に変化はない、変化は一時的で元に戻るだけです。
カーボンピーリング5回＋フラクショナルレーザー2回やってそう結論出しました。
ロクでもない美容皮膚科に行けば、一層悪くなる場合もあると思いますので、全くおすすめしません。（櫻田の経験と見聞に基づく推測であり、そうでない場合もあるとは思います。）
毎日辛いです・・・どうしたらいいですか？
わーん・・・辛いよね、辛いんです、辛いんですよ、、、、だって毎日目に入る、それも、顔のど真ん中っちゅー目立つ場所にあるんですから。
けど、もう毎日辛いです。食事、睡眠は気をつけてる方だし、運動だってほぼ毎日しています。
お医者さんとか、雑誌とか、肌の綺麗な人とか、言いますよね。天ぷら食べ過ぎなんじゃないの？とか、基本的な生活習慣を部分をおろそかにしてるんじゃない？とか、果ては顔ちゃんと洗ってる？とか・・・「自分が悪い」って責められたような気持ちになりますよね。
もちろんそれは、ちゃんとした方がいいに決まってますし、実際、Sさんはちゃんとされてて偉い！
でも、汚毛穴の主な原因である、体質（主にホルモンバランス）と間違ったお手入れ（主に剥がしすぎこすりすぎ溶かしすぎ）を前にしたら、天ぷらなんて誤差に過ぎないんですよね・・・ないがしろにしちゃいけないし、美肌の大前提だけれど、そこをどんだけ頑張ったところでホルモンバランスは変わらないので、限界がある。
でも、やっぱり、一度できてしまった頑固な黒ずみは、ちょっとやそっとじゃ治らないんだと思います。
あぁもう、Sさんはお若いながらも、いろいろとご経験されて、分かってらっしゃるんですね・・・憎い、その毛穴が憎いっ！
でも・・・ちょっとやそっとを超えて、あれもしてこれもしてお金かけても毛穴が汚ならしく目立つのは治りません。
「鼻の毛穴はキュッと閉じますか？」と「鼻の穴はキュッと閉じますか？」と同レベルだと、櫻田は考えています。
もう、既成事実なんですよ、その穴の、その大きさは。
毛穴は閉じません。
そして、閉じなければ、詰まります。
どうしたらいいのでしょう。
その毛穴は、どんなにお金をかけても、大してよくもならないし、さして悪くもならないと思います。人為的に変えられる範囲は、狭いです。
こんな、悲観的なご相談で申し訳ありません。
むしろ、こんな悲観的な回答になって、こちらこそ申し訳ないのですが・・・。
まあまあ、これまでの対策の歴史をどうぞ。
櫻田こずえの鼻の毛穴対策の歴史：2012〜13年 毛穴に行き詰まり美容皮膚科へ
櫻田こずえの鼻の毛穴対策の歴史：2014〜15年 根本解決は諦めましたけど
アドバイスできるとすれば3つあります
毛穴の美醜は遺伝・体質である程度決まっていますが、あなたの汚毛穴が「間違ったお手入れのし過ぎ」によるものであれば、ある程度は改善すると思います。
そして、毛穴に悩める方は、大抵、大変間違ったお手入れを繰り返しています。若い頃の櫻田のように。
１）エステ・美容皮膚科とはおさらばしましょう
時間とお金の無駄です。
エステとはきっぱり縁を切り、美容皮膚科には足を踏み入れないように。
と、100回言われても、やっぱり「もしかしたら美容皮膚科でシンデレラ・・・」って思うと思います。誰でもそう思います。若い頃の櫻田もそう思いました。
将来棺桶に片足いれつつ「やっぱりあの時レーザー打っておけばよかったなぁ・・。」と後悔しないように、1度は受けてみてもいいかもしれません。
火傷させられたり、色素沈着したり、強烈な営業で10回チケットを買わされないためにも、安さをウリにした美容皮膚科だけは避けてくださいね。
・美容系皮膚科・クリニック、特にレーザー治療について思うこと
ホームページがヤケに綺麗でプロっぽいところは要注意と、物凄く独断と偏見ですが、申し上げておきます。
２）過剰なお手入れ（エステを含む）は全てストップしましょう
これ以上お肌を苛めても、肌の再生能力を奪い、どんどんひ弱な、バリア機能の低い、炎症しやすい劣化した肌を再生するだけです。
黒ずみを無理やりとっても、より汚れが溜まりやすい毛穴に成長するだけです。
＃角化の亢進
そして、お肌を痛めて炎症させている限り、お肌は決して綺麗になれません。
肌が炎症していたら（赤くなっていたら）、スキンケアの足し算は絶対ダメです。
引き算のスキンケアをしましょう。
できるだけ触らない、刺激しない、ゆるやかな放置プレーが理想です。
極端な放置プレーは返って肌トラブルを招くことがあるので、ゆる培養くらいをお勧めします。
「毛穴ケア」とか書いてある化粧品は、すべからく排除した方がいいでしょう。今度記事書きますね。
こういう本を一冊読んでみてもいいかもしれません。
・宇津木式スキンケアから考えた「自分が幸せになれるスキンケア」
または、サッポー先生のサイトなら、タダで勉強できます！
３）「毛穴の悩みは心の悩み」その構造を理解しましょう
人は自分のコンプレックスを過大評価する
Sさんの毛穴を拝見したことはありませんが、おそらく本当に、客観的に見ても数値化しても人より汚いのだと思います。
えぇ、私たちの毛穴は一般人より汚いです。
でも、他人から見たらその差は誤差なんです、納得されないと思いますが。
自分にとっては致命的に見える欠点、他人より「すごく」汚いという、その違いも、他人から見たら誤差です。これはほんとうです。
我ら繊細な乙女たちは、自分のコンプレックスを過大に評価し、そこばかり拡大して見てしまうのです。
・私たちは何を認めてもらいたいのだろうか?〜私の毛穴は実際はもっと汚い〜
自分が誤差だと思えば、それは誤差になります。
誤差だと思わず、毛穴を嘆いて人生を楽しまないのも自分次第です。
まー櫻田は誤差とは思えませんけどね。
でも、本当に、ほんとーに、自分が思うほど他人はあなたの毛穴を気にしてません、見てません。
おそらく、その”他人”が「薄毛」で悩んでいればあなたの髪を、「体型」で悩んでいればあなたの肉付きを、ムダ毛で悩んでいればあなたのスネを、「一重」が悩みならあなたの目ばかりを見て、顔の毛穴に焦点は合っていません。
あなたは人の顔を見る時、つい、肌の状態を見て自分と比較してしまいませんか？
櫻田は初対面で、まず相手の鼻の毛穴をチェックして、大抵自分より綺麗なのでがっかりします。
毛穴だけでなく、心も詰まっていませんか？
「毛穴が汚いから・・・・できない。」
「もし毛穴が綺麗だったら・・・・だったのに。」
そんなふうに考えたことはありませんか？（櫻田はありまくりです）
ままならない人生を毛穴のせいにして、内にこもっていませんか？勇気を出して一歩踏み出したり、自分と向き合うのが怖くて、毛穴というコンプレックスにしがみついていませんか？
櫻田がそうだったから。
櫻田はその後、毛穴が汚くて脂ギッシュで婚約破棄になり、毛穴が詰まったまま出会いと別れを重ね、毛穴が黒ずんだままめちゃくちゃ素敵な夫に出会って、鼻がテカッたまま結婚して、汚毛穴のまま幸せに生きています。
大丈夫、今のまま、そのままであなたはとても美しいし、魅力的だし、豊かで幸せな人生を送ることができます！
毛穴の悩みは心の悩みです。毛穴の黒ずみばかりが気になってしまうのは、心まで詰まってしまっているから。
毛穴が詰まっていても幸せになれますが、心が詰まっていると不幸を引き寄せてしまいがちです。
素敵な出会いや幸せな人間関係は、まず自分で自分を幸せにしないと引き寄せられません。
何もしなくて大丈夫、今のままのあなたで大丈夫。
涙を拭いて、テカリは軽くティッシュオフして、どうぞ、笑顔でよい年をお迎えくださいね！
2019年、きっと素晴らしい一年になりますよ！
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コメント
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